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【ジパング】岡山県の国産バナナ、新パナマ病で需要拡大の兆し?

公開日: : 最終更新日:2017/02/07 科学・技術, 食べ物・飲み物

delfin-bananas-1737840_6402月6日に放送される「未来世紀ジパング」の中で、「岡山県で栽培されている国産バナナ」が取り上げられるようです。

「新パナマ病」の流行によってバナナの輸入が危ぶまれていますが、国内でのバナナ生産が可能であるならば、それに越したことはないですよね。

そんな岡山県の国産バナナについて調べてみました。

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岡山から国内産バナナが広がる?

※この記事の内容は下記の記事と関連しているため、先に↓こちらを読むとより深く理解できると思います。

【ジパング】バナナが壊滅の危機?新パナマ病と日本への影響とは



フルーツとして馴染み深いバナナですが、日本ではバナナのおよそ9割をフィリピンなどからの輸入に頼っています。

しかし最近では、東南アジアなどで大流行の兆しを見せている「新パナマ病」によって、近い将来バナナの輸入が大幅に減少してしまうのではないかという憶測が広がっています。

そんな中、岡山県で栽培されているバナナが、輸入品に代わる国産バナナの先駆けになるのではないかとして、注目を集めています。

日本国内でのバナナ栽培の先駆者

岡山県内で国産バナナの生産に取り組んでいるのは「株式会社 ヤマモト」の山本耕祐さん(56)です。

株式会社 ヤマモト

設立 平成23年 11月
代表者 代表取締役 山本耕祐
資本金 2,300万円
役員 常務取締役 生産部長 宮木光一
従業員 9人
出典:株式会社ヤマモト

これまで、国内産バナナの栽培の北限は鹿児島県だと言われていましたが、山本さんはこの定説を覆し、糖度が高くて無農薬の国産バナナの試験栽培に成功しています。

2016年には、既に東京のデパートや高級果物店にバナナの出荷を開始しており、着実に販路を伸ばしているようです。

バナナの日本国内での生産規模はごくわずかしかないので、将来的に岡山県が国産バナナの産地になる可能性があり、流通業界からは高い関心を寄せられています。

岡山産バナナの特徴

もともとバナナの栽培は熱帯地域の方が適しているため、やはり岡山県での栽培では冬場の寒さがネックとなります。

しかし、ヤマモトさんが栽培しているバナナは、台湾と日本の育苗研究機関が共同開発した改良型の品種であり、強風に強いうえに寒さにも耐性があるそうです。

さすがに冬場は温度管理が必要になるのですが、それもビニールハウス内であれば対応可能なので、コストはかかるものの育成自体は問題ないとのこと。

海外から輸入されるバナナの場合、完熟前の緑色の状態で収穫して熟成させながら運搬する必要があるため、防腐剤を多く使用せざるを得ないという欠点があります。

しかし、国内産のバナナであれば輸送の時間が短いので防腐剤を使用をする必要はありませんし、完熟して糖度が高くなる段階まで待ってから出荷することができるという大きなメリットがあります。

国内産バナナの先駆けとなるか

気温の問題があるため、特別製のビニールハウスが必要になるなど、コストが割高になってしまうという欠点だけは流石にどうしようもなく、一時期は経営が苦しかった時期もあったと言います。

しかし、新パナマ病の大流行がきっかけとなり、国内産のバナナとして一躍注目を集めるようになり、状況が一変。

今では大手企業からの資金提供もあり、販売ルート先の確保もかなり進んできており、生産の方が追いつかないという状況だそうです。

店頭に並ぶ際の販売価格は1本500円前後とかなり高めになりますが、新パナマ病の影響で輸入のバナナも価格が上昇傾向にあるため、「無農薬&国産」という魅力をPRすれば、十分に勝算はあると山本さんは語っています。

新パナマ病の問題が収束するかにもよりますが、やはり輸入に頼らずに国内でバナナが作れるというのは大きく、将来的に岡山県がバナナで有名になる日が来るかもしれません。

山本さんの栽培するバナナが今後どういった展開を見せるのか、要注目ですね。

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まとめ

輸入に頼りきりの食品というのは、何か問題が起きた際に非常に困ることになるので、こういった思い切った挑戦をされる方には本当に頭が下がります。

新パナマ病への対策がどうなるのか不透明である以上、こういった国産化の動きはしっかりと伸びていって欲しいですね。

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