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五月病のチェックと診断方法|ストレスの影響と注意すべき症状とは

公開日: : 最終更新日:2017/05/19 健康・身体

五月病 チェック 診断

新入社員や新入生のほか、異動などで周りの環境が変化した方は、ゴールデンウィーク明け頃から襲ってくる五月病に注意する必要があります。

この季節は何かと身体に不調をきたすことが多く、「私は大丈夫」などと軽く考えていると思わぬ落とし穴にハマるかもしれません。

「五月病かな?」と感じた時のチェック方法と、症状への対処法について学んでおきましょう。

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五月病の原因とチェック方法

五月病の原因とチェック方法

五月病を引き起こす原因

ゴールデンウィーク明け頃というのは、やる気や集中力を失ったり、無気力感に悩まされる人がなにかと多くなる時期です。

こうした五月病になる原因の多くは、新しい環境に適応しようとする際に発生する精神的なストレスです。

新しい環境に適応できなかったり、人間関係による重圧、周囲への気配りによる気疲れなど、知らず知らずのうちに溜まったストレスや疲労がさまざまな身体の不調を引き起こす原因となります。

こうして蓄積されたストレスや疲労というのは、緊張の糸が切れた際に一気に噴き出してくることが多いため、長期連休明けから急に調子が悪くなってしまう人が毎年続出することになります。

症状が軽い場合には一過性で治っていくことも多いのですが、悪化するとうつ病になってしまったり、ストレスに耐え切れずに胃潰瘍などを引き起こすこともあるので、注意が必要です。

五月病の診断・チェックの方法

五月病にはこれといって明確な定義はありませんが、起きている症状の多さや重さによって、受けているストレスの度合いを判断することができます。

以下の項目について、いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。

・朝起きる時、布団から出るのが辛い
・他人と顔を合わせるのが面倒
・普段やっている習慣ですら億劫に感じられる
・食欲が湧かない
・仕事でミスが増える
・集中力が欠如し、効率が悪くなる
・イライラや不機嫌が多くなる
・表情が暗くなり、笑わなくなる
・趣味などが楽しく感じられない
・なにかとマイナス・ネガティブ思考になる
・身体がだるかったり、倦怠感がある
・家を出る時や会社が近づくと体調が悪くなる
・寝つきが悪く、なかなか眠れない


1~2個程度であれば一過性もしくは比較的軽度な症状ですが、3個以上当てはまる場合は蓄積したストレスによってパフォーマンスが大きく低下していますので、少し注意が必要になってきます。

それ以上の個数の場合、当てはまる数が多ければ多いほど日頃受けているストレスが重く、精神的にもダメージが大きいことがわかります。

症状が多かったり重い場合には、普段うまくストレスを処理できてない可能性が高いので、自身のストレスとの付き合い方や解消の方法について、しっかりと見直していく必要があるでしょう。

また、上記は主に精神的な症状でしたが、以下のような肉体的な症状が出ている場合、さらなる注意が必要となります。

・長期に渡る不眠症
・動悸
・空咳が続く
・胃の痛み
・頭痛、めまい
・下痢、便秘
・微熱が続く
・吐き気、嘔吐症状
・蕁麻疹


人間の身体は強いストレスを受け続けていると、自律神経やホルモンバランスに異常をきたし、上記のような症状を引き起こしてしまう場合があります。

これらの症状は風邪や病気と誤認してしまいがちですが、検査を受けても原因不明と診断されたり、風邪薬を飲んでも症状が改善しないなどの特徴があります。

症状の原因がストレスである場合、薬などで軽減することはできても、直接的な原因であるストレスが取り除かれない限りは、何度もぶり返したり、長期にわたって症状が続くので注意が必要です。

こうした症状が出た場合には、まずは医療機関で検査を受けて風邪や病気でないことを確認し、ストレスを軽減するための対処をしていく必要があります。

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五月病になった場合の対処法・治し方

五月病になった場合の対処法・治し方

ストレス解消の重要性

五月病の症状を引き起こす大きな原因は、外部から受ける精神的なストレスです。

受けるストレスを元から絶つことができればそれに越したことはありませんが、社会で生きるうえでストレスを失くすことはなかなか難しいため、ストレスを解消する手段を持っておくことがとても重要となります。

【ストレス解消の方法】

・時間を忘れて打ち込める趣味を持つ
・スポーツで身体を動かす
・ゆっくりと湯船に浸かる
・好きな音楽を聴く
・友達などに話を聞いてもらう
・カラオケで思う存分歌う
・旅行に出かける
・マッサージを受ける
・動物と触れ合う


上記に挙げたものだけに限らず、自分自身がリフレッシュできる方法であれば何でも構いません。

自分に合ったストレス解消手段を用意して、定期的にストレスを発散していくことが、五月病の予防や対策で有効な手段となります。

ただ、ヤケ酒や暴飲暴食、ギャンブルといった方法は、体調を悪化させたり、余計にストレスを溜めてしまうことがあるので、避けたほうがいいでしょう。

生活習慣の改善と運動不足解消

忙しいとどうしても疎かになりがちですが、日々の生活リズムが崩れてしまっていると、身体の調子が悪くなりストレス耐性を下げる原因となります。

夜は早めに寝て睡眠時間を確保したり、しっかりと早起きをして朝日を浴びるなど、基本的な生活習慣を見直すことは身体のパフォーマンスを向上させることに繋がります。

また、1日3食をきちんと守り、バランスの良い食事を摂るように心がけるなど、食事面をしっかりすることも健康を保つうえでは重要なことです。

精神的に参っているとそちらに引っ張られて怠惰な生活を送りがちですが、まずは適切な生活リズムを厳守して、身体の調子を整えるように心がけましょう。

また、意外と重要なのが運動不足の解消です。

運動を行うことは、血流やリンパの流れを良くして身体の調子を整えてくれるうえ、脳内のセロトニン分泌量を増加させ、ストレスに強い肉体を作ることに繋がります。

ハードな運動を行うのは時間的・体力的にも辛い方が多いと思うので、ウォーキングやストレッチといった軽い運動から始めてみましょう。

1日5分程度で構わないので、まずは運動の習慣を作るように心がけることが大切です。

自律神経の乱れの解消

われわれ人間の身体の各機能の調節は、自律神経によって制御されています。

ストレスを受けると自律神経のうち交感神経が優位となるのですが、慢性的にストレスを受け続けていると、この自律神経のバランスが交感神経に偏ったままとなり、身体の各機能の調節が上手くいかなくなります。

自律神経の狂いは、不眠症や胃酸過多などをはじめとして、さまざまな身体の症状を引き起こす原因となります。

五月病で肉体的な症状が出る方は、ストレスによって自律神経のバランスが狂ってしまっている可能性を疑ったほうがいいでしょう。

自律神経を乱す原因と対策については、下記記事にて詳しく解説しています。

五月病は自律神経の乱れを治すのが重要|コントロール方法を知ろう


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