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五月病で吐き気や嘔吐の症状が出る理由|ストレスが胃腸に及ぼす悪影響

公開日: : 最終更新日:2017/05/16 健康・身体

五月病 吐き気 嘔吐

ゴールデンウィークが終わった後の時期というのは、会社に行くのも何かと憂鬱になり、いわゆる五月病にかかってしまうことがあります。

五月病の症状というと、やる気が出なくなったり集中力を欠いたりすることが多いですが、人によっては吐き気嘔吐といった重い症状に悩まされる場合もあります。

なぜ五月病で吐き気や嘔吐症状が起こってしまうのでしょうか?

その原因と、これらの症状で注意すべき点について見ていきましょう。

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五月病による吐き気や嘔吐の原因

五月病による吐き気や嘔吐の原因

ストレスによる胃へのダメージ

五月病とは、一般的に新しい環境へ馴染めないストレスに起因した症状のことを指し、適応障害などとも呼ばれます。

こうしたストレスによって起こる症状は、軽度であれば「やる気が出ない」「無気力感」などの症状にとどまりますが、重度の場合には身体に深刻な不調をきたす場合があります。

なかでも、特に悪影響を受けやすい場所なのが「胃」です。

ストレスによって胃に起こる症状としては、胸焼けや胃酸過多のほか、ひどくなると吐き気や嘔吐、さらに悪化すると胃炎や胃潰瘍が起きる可能性があります。

五月病シーズン中に吐き気や嘔吐症状が出る場合には、精神的なストレスが胃に悪影響を及ぼしている可能性を疑う必要があります。

吐き気や嘔吐が起こる原因

「吐く」という行為は、脳の中にある嘔吐反射中枢からの命令によって起こります。

これは、有害な食べ物や異物、ウイルスなどを体の外へ出そうとする場合に働くもので、身体を守るためには必要不可欠な機能です。

しかし、過度なストレスを受けた場合、自分の意思とは無関係に嘔吐反射中枢が刺激されてしまい、条件反射的に吐き気や嘔吐が引き起こされてしまうことがあります。

こうしたストレスに起因する症状を心因性嘔吐といいます。

人は強いストレスや不安感・嫌悪感などを感じた場合、感情と特に結びつきの強い大脳皮質が反応して、それが嘔吐反射中枢に刺激として伝わってしまうことがあります。

この刺激が弱めであれば吐き気を催し、強くなれば嘔吐してしまうことに繋がります。

また、慢性的にストレスを受け続けていると、普段我々の身体の機能調節を行っている自律神経のうち、交感神経が過度に興奮状態になってしまうことがあります。

交感神経の興奮は、胃酸の分泌を促進するとともに、胃酸から胃壁を守る胃粘膜の分泌を抑制してしまうため、結果的に胃が荒れることになります。

こうした胃の荒れを抱えていると、不快感を感じたり、嘔吐反射中枢が刺激されて吐き気を催す原因となることがあります。

吐き気や嘔吐症状への対策

吐き気や嘔吐症状への対策

早めに医療機関を受診するのが最良

五月病で起こる症状はいろいろありますが、吐き気や嘔吐症状というのはストレスに起因する症状のなかでも比較的重い部類に入ります。

こうした症状が出るということは、日頃受けているストレスが耐えられるキャパシティを超えているということなので、無理をするのは禁物です。

なかには胃薬などを飲みながら頑張る人もいますが、ストレスの原因が取り除かれない限りは何度でも症状が再発するため、根本的な解決にはなりません。

吐くという行為は多大に体力を消耗しますし、慢性化すると食道がダメージを受けたり、胃潰瘍にまで進行してしまうことがあるので、できるだけ早めに医療機関を受診して、医師に相談するようにしましょう。

なお、ストレス以外の原因(病気や消化器官の不調)でも吐き気が起こることがあるので、そういった原因を見落とさないためにも、医療機関で検査を受けて早めに原因を特定することをおすすめします。

ストレスを溜めやすい思考を見直す

ストレスに起因する症状というのは、「生真面目な人」や「責任感の強い人」がなりやすいと言われています。

こうした部分は長所でもありますが、悩みや問題を一人で抱え込んだり、物事を深刻に捉えすぎるなど、ストレスを溜め込みやすい原因になる部分でもあります。

自分で自分を追い込みすぎていないか、ストイックになり過ぎていないか、一度見直してみたほうが良いでしょう。

生来の性質を変えていくのはなかなか難しいことですが、ストレスを上手く受け流していくためには、いろいろと背負いすぎないようにコントロールしていくことが大切です。

ストレスによって起こる症状は、心と身体が発している危険信号のサインだと考え、肩の力を抜いて心に余裕を持てるように心がけていきましょう。

ストレス回避や逃げるのも対策のひとつ

社会生活を送るうえでストレスを回避することはまず無理なので、うまくストレスを発散していくことが、自身の心身を守るうえでは重要になります。

とはいえ、吐き気や嘔吐などの重篤な症状が出ているのであれば、普段受けているストレスの量が、発散で何とかなるレベルを超えてしまっていることも十分考えられます。

特に、自分自身の問題であれば努力で解決できることもありますが、理不尽なストレスやどうにもならない対人関係などが原因の場合には、いくらストレス解消をしても無意味なケースもあります。

そういった自力ではどうにもならないストレスを受けている場合には、転職したり、人事に掛け合って配置換えをしてもらうなどの逃げの手段を使うのも視野に入れておいたほうが良いでしょう。

逃げずに立ち向かうことが必要な場合もありますが、無理にストレスを溜め込んで、身体を壊してしまっては元も子もありません。

ご自分の身体を大切にすることを、一番に考えるようにしてください。

自律神経のバランス改善

胃酸過多や胃潰瘍の原因のひとつが、ストレスによる自律神経のバランス崩れです。

自律神経の乱れの影響は大きく、頭痛やめまい、睡眠の質の低下や不眠症など、胃以外の場所にもさまざまな不調をもたらします。

吐き気や嘔吐がなくても、胃もたれや胸焼けといった症状に悩んでいる場合には、自律神経のバランスが崩れている可能性を疑ってみましょう。

自律神経が乱れているかのチェック方法と治し方については、下記記事にて詳しく解説しています。

五月病は自律神経の乱れを治すのが重要|コントロール方法を知ろう

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