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ストレスはお菓子で解消できる?依存や中毒のリスクと正しい活用法

公開日: : 健康・身体, 食べ物・飲み物

ストレスはお菓子で解消できる?

ストレスが溜まった時の解消法として、お菓子を食べる人は結構多いと思います。

実際、甘いものはストレス解消に良いとよく言われていますが、実はいろいろと注意点もあり、正しく使わないと思わぬ落とし穴にハマることがあります。

ストレスとお菓子の関係性と、注意しなければいけない点についてぜひ知っておきましょう。

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お菓子とストレスの関係性

お菓子とストレスの関係性

甘い物のストレス解消効果

ストレスが溜まっていると、無性に甘いものが食べたくなることがあります。

砂糖を含んだ甘い物を食べる行為は、脳内の快感中枢を刺激して、快楽物質であるエンドルフィンを分泌させるという効果があります。

エンドルフィンには、感情を豊かにしてくれる働きとともに、心身の緊張をほぐしてリラックスさせてくれるという効果があります。

また、甘い物に含まれるブドウ糖には、脳内物質セロトニンの材料となるトリプトファンを運搬するという役割があるため、一時的にセロトニンを増加させる効果があります。

セロトニンには、精神を安定させてくれるという働きがあり、幸福感や満足感を高めてくれるという効果があります。

甘い物を食べるということは、こうしたエンドルフィンやセロトニンなどの脳内物質を増やしてくれるので、リラックス効果や精神の安定効果が期待できます。

お菓子を食べることは、ストレス解消に一定の効果があるというわけです。

甘い物の落とし穴

一見良いことずくめに見えますが、実はお菓子を食べることで得られる効果というのは、一概に良い面ばかりではありません。

まず、甘いものを食べると血糖値が急激に上昇するため、上がった血糖値を下げるために体内ではインスリンが分泌されます。

インスリンの働きによってやがて血糖値は下降していくわけですが、一気に血糖値が下がることで眠気やだるさが誘発されてしまいます。

そして、血糖値の急降下は再び「甘い物が欲しい」という欲求を発生させるため、そこで再びお菓子に手を伸ばしてしまえば、血糖値の上昇→急降下を繰り返してしまうことになります。

また、砂糖を摂取すると、脳内の神経伝達物質であるドーパミンが分泌されます。

ドーパミンは、嬉しい時や楽しい時に分泌される快楽物質であり、一時的に気分が良くなるという効果をもたらします。

しかし、ドーパミンにはタバコやアルコールなどと同じように依存性があるため、この快感を何度も味わっていると、常習的に砂糖を摂取したくなるという危険性があります。

ようするに、甘い物を食べるという行為には中毒性があるのです。

甘い物を食べることで気分が良くなったとしても、それは一時的なものであり、ドーパミンの効果切れや血糖値の急降下が起きれば、食べる前よりもむしろストレスが増えてしまうことになります。

甘い物を食べてストレスを解消しようとしても、それは逆にストレスを増やす原因になりかねないということです。

他にも、甘い物への依存から抜けられなくなってしまうと、肥満や糖尿病といった身体的なリスクを負うことにも繋がります。

お菓子にストレスを解消する効果はあるのですが、こうした側面を良く理解して、依存にならないように注意する必要があるのです。

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お菓子の上手な使い方と代替手段

お菓子の上手な使い方と代替手段

甘い物はしっかりと管理して活用

お菓子の依存症は甘く見ていると危険ですが、正しく使うことができれば有用な手段であることは間違いありません。

勉強や仕事中の集中力強化や、ここ一番の頑張りどころでの緊張緩和など、上手く活用していきたい場面は多くあります。

お菓子を活用する際には、無制限に手を伸ばすことができないように食べる分量をあらかじめしっかりと決めておくなど、計画的に運用することが大切です。

普段適当に食べている人は、一度カロリー計算をしてみて、普段どれだけ摂取しているのかという現実を数字でしっかりと確認して、一度自分を戒めてみると良いでしょう。

常習性を理解して、ここぞという場面で上手く使っていくことが、お菓子の効力を最大限生かしていくコツです。

お菓子よりビタミンCが良い

お菓子以外で、ストレス解消に効果的な栄養素としてはビタミンCが挙げられます。

ストレスを受けた際、実は我々の身体の中ではビタミンCが大量に消費されています。

これは、ストレスに対抗するためのホルモンを生成する材料として、ビタミンCが使われているからです。

ビタミンCは、いつストレスを受けても耐えられるように、副腎という臓器のなかに普段から大量にストックされています。

ビタミンCが欠乏して、この「抗ストレスホルモン」が作られなくなってしまうと、人間は極端に弱くなってしまいます。

なので、お菓子などを食べるよりも、大量に消費されたビタミンCを補給したほうが、よりストレス解消に効果があるのです。

【ビタミンCが多い食べ物】

・赤ピーマン
・アセロラ
・パセリ
・レモン
・キウイ
・ブロッコリー


注意点として、ビタミンCが多く含まれているお菓子や飲料がいくつか存在しますが、それらは砂糖が大量に入っていることが多いです。

そのため、ビタミンCは野菜やフルーツ・サプリメントなどから摂取することをおすすめします。

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お菓子以外での解消を心がける

ストレスが溜まっている状態というのは精神的にも弱くなっているため、そこでお菓子に頼ってしまうと、より依存症や中毒性に負けやすくなってしまいます。

そのため、精神的に不安定な時こそ、なるべくお菓子に頼らずにストレス解消を行っていく必要があります。

好きな趣味に打ち込んだり、スポーツで汗を流したり、気分転換で旅行に行くなど、解消の方法は何でも構いません。

自分がすっきりできる方法を普段から探しておくことが、ストレスに負けないためには重要となります。

お菓子はストレス解消に効果がありますが、一時的なものに過ぎないうえにリスクもあり、決して万能ではありません。

お菓子に頼る危険性を理解し、なるべく他の手段によるストレス解消を心がけていきましょう。

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