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ブランド米が日本から消えるかもしれない?その理由とは?【初耳学】

公開日: : 知識・お役立ち

ブランド米 日本から消えるかもしれない

7月16日に放送される「林先生が驚く初耳学!」では、もうすぐブランド米が日本から消えるかもしれないという内容が取り上げられるようです。

米は日本人の生活になくてはならないものですが、産地やおいしさなどのこだわりを持って米を選ぶのに「ブランド」は欠かせないものですよね。

なぜそんなブランド米が消えるような事態となってしまうのか、その理由について調べてみました。

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ブランド米が消えるかもしれない理由

ブランド米が消えるかもしれない理由

主要農作物種子法の廃止の影響

ブランド米といえば、さまざまな地域の努力の結晶であり、毎日お世話になっている方はとても多いと思います。

そんなブランド米がなぜ消える可能性が出てきているかというと、ある法律の廃止が国会で可決されたからです。

その法律とは、主要農作物種子法(種子法)のことで、来年(2018年)の4月に廃止されてることが決まっています。

主要農作物種子法は、戦後に食糧の安定供給ができるようにすることを目的として制定され、ずっと運用されてきました。

どんな内容なのかというと、簡単にいえば「都道府県に米の種子の開発・生産を義務付ける」という法律です。

各自治体は、この法律によって発生する義務により、米の開発に予算をつけて今までさまざまなブランド米の開発を進めてきました。

地域ごとに、それぞれの気候に合った様々な品種やブランド米が作られていった背景には、この法律が大きく影響を及ぼしてきたのです。

廃止はグローバル化の流れの一環?

主要農作物種子法の廃止が決まったことで、来年の4月からは自治体に種子開発の義務がなくなることになります。

それにより、米の開発に使われていた予算の縮小や削減、場合によってはコストがかかるという理由で開発自体が行われなくなってしまう可能性が懸念されています。

では、なぜそんなリスクを犯してまで、主要農作物種子法を廃止する必要があったのでしょうか?

廃止を決定した農林水産省は、「種子法を廃止することによって民間企業などに開発への参入を促し、世界的な競争力をつけることに繋がる」と説明しています。

要するに、自治体への義務だったシステムを一般に開放し、自由競争という形へと変えるというわけですね。

現在は、TPPやEUとの交渉などで関税撤廃の動きがよく報道されていますが、そうしたグローバル化の流れの一環ともいえるでしょう。

吉と出るか凶と出るかは未知数

農林水産省は、民間参入によるメリットのほうが大きいと説明していますが、専門家や農家の方々からはさまざまな不安の声がでています。

種子法による米の開発は、今までにさまざまなブランド米を生み出してきたとともに、地域振興にも大きく役立ってきました。

それが廃止されてしまうと、予算の縮小やコスト削減で、米の開発を行う体制そのものが維持できなくなってしまう可能性がでてきます。

そして、懸念が特に大きいのは価格の問題で、廃止によってこれまで築き上げてきた現場の技術や体制が混乱し、米の原価が大幅に上昇して、私達の生活にも影響しかねないともいわれています。

また、地域や品種によっては、ブランドの開発に10年以上の膨大な年月がかかるものが存在しています。

たとえ民間企業が参入したとしても、利益重視の観点から開発に時間のかかるブランドに投資する可能性は低く、そういったブランドが淘汰されてしまうのではないかと危惧されています。

このように「果たして本当に、廃止することによるデメリットを民間参入でカバーしきれるのか?」という疑問が各方面から出ているのが現状です。

米は日本人の主食である以上、ブランド米が消えてしまうというのは消費者としても喜ばしいことではありません。

現在のところ、廃止による影響がどんな形で出てくるかは未知数ですが、我々消費者が困るような事態にだけはならないようにして欲しいものです。

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まとめ

こういった話を聞くたびに思うのですが、新規参入を阻んでいるからといって、いきなりフル開放するのはちょっと極端すぎる気がします。

既存のものを残しつつも、新規参入を少しづつ増やすといった、リスクの少ない道をもう少し上手く選べないものかと思ってしまいますね。

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