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ロケット開発技術を使った16万円のスマホケースが凄い!?

公開日: : 最終更新日:2016/03/30 科学・技術

 

 

スマホケース 16万1
2月19日に放送される
「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」の中で、
16万円もするスマホケースについて取り上げられます。

とても値段が張るこのスマホケース、
意外なことに、順調に売上を伸ばしているようなのです。

いったいどんな凄い技術で作った物なのか、
その秘密を探ってみたいと思います。

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作ったのは岐阜県の会社

定価162,000円という超高級スマホケース、
名前は『The Slit(ザ・スリット)』。

対応機種はiPhone6のみなのですが、
価格でいえば、iPhone本体の2倍もするというのですから、
驚きの価格設定です。

こんなぶっ飛んだスマホケースを作っているのは、
岐阜県にある株式会社DAQという企業。

『The Slit(ザ・スリット)』は、
同社が立ち上げた超高級iPhoneケースブランド『SQUAIR』の中の、
iPhone6用最高級モデルです。

構想は2年

スマホケース 16万4

株式会社DAQは、
「楽しく、かっこよく生きるためのスタートライン」
をモットーに、
無地Tシャツ販売やiPad & iPhoneケース販売している会社です。

iPhone5で採用された金属加工技術に衝撃を受けたと同時に、
“自分達ならもっとすごい物が作れる”と考えて、
金属製のスマホケース市場に参入。

Tシャツにも幅広い価格帯があり、
数万円もするブランドがあるのだから、
iPhoneにも高いブランドがあってもいいだろうと考え、
構想を練ったそうです。

“iPhoneを変えてしまうほどの、金属バンパーを作りたい”
そんな理念の元、プランは作ったものの、
技術的な問題に対しての解決策が見つからず、
構想のまま2年が経過してしまいます。

実現できなかった原因は、常識はずれの形状で、
構想の段階から一切の妥協をしなかったゆえに、
引き受けてくれる企業がいなかったみたいです。

しかしある日、
断られ続けた試作を引き受けてくれる技術者がついに現れ、
無理だと思われた部分についても、技術力の粋を集めて実現し、
ついに実物として完成させたというわけです。

株式会社DAQのある岐阜県は、
MRJを作成している川崎重工に代表されるように、
高い技術を持った地元企業がひしめいています。

航空産業やロケット開発技術などの宇宙分野の技術を集め、
実現不可能だと思われたものを見事形にしてみせたものが、
このスマホケースだと言えるでしょう。

高級ケースの驚きの性能

航空機や宇宙産業での技術を使用して製造されているだけあって、
非常に高性能なこのスマホケース。

どんな特徴があるのか、見てみましょう。

驚きの軽さと丈夫さの秘密は素材にある

このスマホケースに使われている素材は、
『超々ジュラルミンA7075』というもの。

スマホケース 16万2プラスチック並みの軽さと、
金属の中でも最高クラスの硬さを併せ持つ「ジュラルミン」、
その中でも特に硬い「超ジュラルミン」をさらに上回る、
「超々ジュラルミン」が使われているそうです。

この素材は、航空機部品などに使われているもので、
驚異的な硬さと軽さを持っているうえに、
非常に高価なのが特徴です。

加工も難しく、3D切削機による加工では、
1/100mmの誤差も許されないという精密さなんだとか。

そんな素材を使ったこのケースの重さは、
なんと驚きの”36グラム”。

金属製とは思えない軽さで、丈夫さも折り紙つき、
そりゃ高い値段がつくのも納得ですね。

ネジ不使用・着脱方式

この『The Slit』には一切ネジが使われておらず、
スマホへの着脱は上下二分割に別れたパーツを、
“カチッ”とハメこむだけなんだそうです。

スマホケース 16万3この仕組みは「batto構造」と呼ばれており、
この商品のために独自開発したものなんだとか。

この構造は、「抜刀」から着想を得ているそうで、
刃物で有名な岐阜県関市にある「ナカダクラフト」
という企業とのコラボで生み出されたものだそうです。

映像で見る

CM

 

メイキング

 

 

まとめ

あえて妥協せずに構想はそのままに、
惜しみなく技術を使うその姿勢は、
実に日本人的だなぁと思います。

時として、こういう姿勢が思わぬ技術革新に繋がったりするので、
ぜひ技術者の方々には、こういう挑戦を続けて欲しいところ。

さすがに16万はやすやすと出せる金額ではありませんが、
このスマホケースブランドには、
もっと安い価格帯のケースもありますので、
気になる方はチェックしてみてください。

『SQUAIR』公式サイト


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