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大阪発、つなげてつかうためのエコ鉛筆削り「TSUNAGO」とは?

公開日: : 最終更新日:2016/11/14 科学・技術

鉛筆削り
3月15日に放送される「所さんのニッポンの出番!」の中で、大阪にある鉛筆削りのメーカー、中島重久堂(なかじまじゅうきゅうどう)が取り上げられるようです。

鉛筆削りメーカーというのも珍しいですが、中島重久堂では「つなげてつかう」というコンセプトの元、究極のエコ鉛筆削りを製作しているのだそうです。

いったいどういう商品なのか、探ってみたいと思います。

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鉛筆削りに特化した日本企業

大阪にある中島重久堂は、日本唯一のプラスチック小型鉛筆削り専門メーカーです。

創業は昭和8年で、最初はペン軸や煙草パイプを製造していましたが、昭和50年からは鉛筆削り専門となり、昭和56年より株式会社化しています。

代表取締役は3代目となる中島潤也氏。

3代にわって追求してきたのは「もっと鉛筆を削りやすく、日本刀の様な切れ味」、従業員達とともに「自分たちの子供や孫に恥じることの無い商品を作りたい」という理念の元、鉛筆削りを作り続けています。

中島重久堂の作る商品は、国内シェアの8割を占めており、通常の鉛筆削りだけでなく、色鉛筆・チャコペンシル・クレヨンなどに対応したものから、鋭角削り用やコンパス用など、様々な種類の鉛筆削りを製作しています。

2012年には『大阪ものづくり優良企業賞』を受賞し、さらには日本貿易振興機構の日本製品輸出促進企業として認定されています。

最近では、鉛筆削りという昔ながらの商品が外国人にも評価されているようで、鉛筆削りに関連した外国向けのアンティーク商品も製作しているようです。

鉛筆削り一本というのはかなり凄いことですよね‥‥

80年以上も徹底的に品質を追求しているという、実に日本らしい企業だと思います。まさに職人。

鉛筆をエコに使う

誰でも子供のころに鉛筆を使ったことがあると思いますが、鉛筆を最後まで使い切るのって至難の業ですよね。

私も短くなった鉛筆を持ちやすいように筒にさしてよく使っていましたが、それでも最終的には使い切れずに捨てていました。

中島重久堂では、そんな鉛筆を最後まで使えるようにする「究極のエコ鉛筆削り」を開発したのだそうです。

エコ鉛筆削り「TSUNAGO」

中島重久堂が開発した「TSUNAGO」は、鉛筆同士を繋ぐことのできる鉛筆削り。

TSUNAGO
出典:My Cloud トピックス

短くなった鉛筆の後ろ側に穴を空け、もう1本の鉛筆の頭を削り、差し込むことができるように形を整えてくれる鉛筆削りなのです。

鉛筆同士はボンドでくっつける必要があるなど、少し手間のかかる部分はありますが、たとえ短くなっても別の鉛筆と繋いでいけば、ずっと捨てずに使い続けることができます。

削りやすさに特化した商品はたくさんあると思いますが、鉛筆を長く使い続けるために特化した商品は他に例がなく、かなり面白いコンセプトだと思います。



エコな商品でありながら、どことなく遊び心をくすぐられる設計が良かったのか、一時期は品切れを起こしていたようです。

絵描きさんなどの鉛筆を愛用している人には、特に喜ばれそうな商品ですよね。

削るのに結構力がいるようで、まだ改良の余地はありそうですが、こういうチャレンジ精神はぜひ続けていってほしいですね。

思いをつなぐ鉛筆削り TSUNAGO 中島重久堂 (つなご/ツナゴ/繋ご)

 



まとめ

鉛筆を長く使う工夫は数あれど、「くっつけて使う」という発想はありませんでした。

鉛筆削り一筋でやってきたメーカーだけに、鉛筆に対しての情熱は並々ならぬものがありますね。

日本のもったいない精神と職人気質、そして鉛筆への愛情を受け継ぎながら、これからもいい商品を生み出していただきたいですね。

関連記事:青森の企業「ブナコ」、独自製法で作るブナのランプや木工品

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