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【林修の今でしょ講座】自律神経を整えて脳の疲れを解消する方法【5月3日】

公開日: : 最終更新日:2016/11/11 健康・身体

疲れ
5月3日に放送された「林修の今でしょ講座」の中で、疲れを医学的に解消させる方法について取り上げられていました。

疲れというのはさまざまな病気を引き起こす原因にもなりますし、できればスッキリ解決したいところですよね。

備忘録をかねて、情報をまとめてみました。

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疲れの正体は「脳の疲れ」

疲れに関して講義をしてくれたのは、大阪市立大学大学院の梶本修身先生。

梶本先生いわく、体が疲れたと感じるのは一般的には「乳酸が溜まった状態」と思われがちですが、実際には「脳」が疲れた状態なのだそうです。

たとえ体が疲れていなくとも、脳が「疲れた」という指令を出しているがゆえに、そう思い込まされていることがあるそうです。

風邪を引いた時に身体がだるいと感じるのは、脳が体にそう感じさせることで、体を動かすことなく安静にさせるための「脳の防御反応」なのだそうです。

疲れというのは、脳が体に疲れていると錯覚させることにより、強制的に体を休ませるための機能なんですね。

すべての疲労は脳が原因 [ 梶本修身 ]

 

脳の疲れとは?

では、「脳の疲れ」とは一体何のことを指すのかというと、「自律神経の調子が悪くなる」ことを指します。

自律神経とは、その人の意思とは無関係に、体の隅々に指令をだしている司令塔の役割を果たしている部分です。

我々が意識しなくても勝手に行われている、「消化吸収」「汗をかく」「脈が速くなる」などのコントロールは、全て自律神経がおこなっています。

この影の司令塔である自律神経の調子が悪くなると、脳が疲れてしまうのです。

自律神経を疲れさせる3大習慣

1.パソコンやスマホの長時間使用

文字情報が多すぎると、脳は勝手にそれらの情報を理解したり覚えようとするので、私たちが思っている以上に自律神経に負担がかかります。

2.ながら食べ

テレビを見ながらおやつなどを食べる「ながら食べ」。

だらだらと食べ続けていると、消化吸収を長時間続けることになり、自律神経の疲労につながります。

3.急激な寒暖の差

冷暖房の使い過ぎなどによって起こる急激な温度差も、発汗などの体温調整が頻繁に行われるため、自律神経を疲労させる要因となります。

自律神経が疲れると体温調節がしづらくなるため、冷え性を悪化させてしまう恐れがあります。

また、日本人が好む熱いお風呂(42℃前後)に入るのも、自律神経にとっては大きな負担となります。

熱いお風呂で体温が急激に上昇すると、自律神経が体温を下げるために発汗などの指令を出すため、疲労してしまうのです。

 

自律神経の疲れのサイン

自律神経が弱ってくると、身体にサインとして現れてきますので、それを見逃さないことが大切です。

以下のテストで自律神経の疲労の度合いを測ることができます。

自律神経の疲れチェックテスト

①最近、暑がりorさむがりになってきた

②最近、目がショボショボする

③立っているとすぐ壁にもたれてしまう

④家族の見ているテレビの音量が大きいまたは小さく感じる

⑤夜になるとむくみを感じる

⑥最近、目覚まし時計をかけても起きられない



上記の項目に1つでも当てはまった人は、自律神経が疲労している可能性があります。

当てはまる数が多ければ多いほど、疲労の度合いが高いと考えられます。

3つ以上当てはまった人は特に要注意です。

自律神経の疲れは病気の引き金になる

自律神経が弱ると、血圧の上下や血糖値の調整、血液のコントロールができにくくなります。

そのため、自律神経が弱った状態が長く続いた場合、高血圧・心筋梗塞・脳卒中の発症リスクが高くなります。

普段から自律神経に負担をかけすぎないことが、疲れを溜めにくい体を作るポイントとなります。

自律神経の疲れを取り除く方法

自律神経の疲れを解消するための、3つの方法をご紹介します。

食事

自律神経の疲労回復には「鶏のむね肉」が有効だそうです。

これは、鳥の胸肉に含まれている「イミダゾールジペプチド」という成分のおかげなのだとか。

この成分は、渡り鳥が長距離を飛ぶために必要となる栄養成分であり、疲れを解消する抗酸化物質です。

特に、鳥の羽の付け根の部分に多く含まれており、この成分があるおかげで、渡り鳥は1万キロもの長距離を飛ぶことができるといいます。

あまり飛ぶことが得意ではない鶏であっても、遺伝的にむね肉の部分にこのイミダゾールジペプチドが含まれているため、鶏のむね肉を食べても効果があります。

臨床試験では、2週間イミダゾールジペプチドを摂取した人のうち、約75%の人に疲労回復効果が見られました。

食べる量の目安は、1日100グラム程度で、1日食べた程度では効果がないため、必ず2週間続けることが大事だそうです。

なお、イミダゾールジペプチドは熱に強いため、唐揚げや胸肉の焼き鳥などでもちゃんと効果があります。

食事のタイミング

寝る直前に消化の悪いものを食べてしまうと、消化吸収にエネルギーを使ってしまうため、結果的に自律神経に負担がかかってしまいます。

自律神経が働きすぎている状態では、良い睡眠をとることが出来ないので、寝る3時間前までに夕食を済ませておくことが重要です。

どうしてもお腹がすいて眠れない場合には、油っこいものを避け、消化に良いうどんやおかゆなどを食べるようにしましょう。

風呂

前述のように、あまり熱いお風呂に入ると体温調節で自律神経の負担となってしまいます。

自律神経の疲労回復を考える場合は、お風呂の温度は39度がベストです。

疲れをとるということを目的にする場合、サウナも避けた方がいいでしょう。

睡眠

寝る2時間前から部屋の明かりをオレンジ色にすると、良い睡眠をとることができます。

これは、太古の昔からの習慣の名残で、「夕焼け色」を見ることで体が寝る準備を始めるように、遺伝子に刻まれているからです。

良い睡眠の妨げ

自律神経の疲れを癒すには、良い睡眠が欠かせませんが、それを妨げてしまうものが「いびき」です。

いびきをかいている人は気道が細くなっているので、一晩中細いストローで呼吸をしているような状態に陥ります。

こうなると、頑張って酸素を取り込まなければならず、取り込まれる酸素の量が少なくなるため、心拍を上げて脳に酸素を送る必要も出てきます。

結果、睡眠中なのにもかかわらず、自律神経はそれらの体の調整に奔走し、働き続けることになってしまいます。

横向き+抱き枕で改善

夜中にいびきをかいてしまう人は、横向きで抱き枕を使用して寝ると、いびきを軽減させることができます。

仰向けに寝ると、舌や喉周りの筋肉が重力で下に下がるため、結果的に気道が狭くなってしまいます。

横向きに寝ることで重力の影響を受けにくくなり、気道が確保されます。さらに、抱き枕を使用することで、横向きの姿勢を維持することができるようになるのです。

普段いびきをかいている人が横を向いて寝ると、いびきの量がおよそ3割から4割減少すると言われています。





まとめ

疲れというのは、体を壊さないために脳がわざと疲労感を出しているものだったのですね。

医学の進歩に伴い、最近は自律神経に関連する新事実がいろいろと増えてきているように感じます。

自律神経の特性を正しく理解して、うまく疲労を解消して元気に暮らしていけるようにしたいものですね。


【関連記事】

思考力の低下を防ぐには?疲れやストレスによる脳の疲労を改善する

仮眠から起きれない場合の対策|二度寝・寝過ごしを防止するには

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