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【主治医が見つかる診療所】危険な肩こりを見抜き、病気を早期発見しよう

公開日: : 健康・身体

肩こり
5月16日に放送された「主治医が見つかる診療所」の中で、病気が潜んでいるかもしれない危険な肩こりについて取り上げられていました。

日本人には特に多い肩こりですが、その影に大きな病気が隠れているとすれば、とても恐ろしいことですよね。

早期発見に役立つよう、番組の情報をまとめてみました。

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肩こりに潜む病気

左の肩こり

実際の症例①

・左肩だけズキンズキンと痛む肩こり
・マッサージされても治らずかえって痛い
・最初の肩こりから半年後、喉に何かが詰まったような息苦しさに襲われる
・病院に行ったところ、すぐに緊急入院で手術
・診断は「心筋梗塞」
・冠動脈カテーテル治療で一命を取り留める



この方は最初を含めて計3回、16年後と4年後に心筋梗塞が再発していますが、そのときも同じように左肩にこりが発生していたそうです。

実際の症例②

・左の肩甲骨の周辺にこりが発生
・月1回程度の症状だったので放置
・4年後、こりの範囲が左側の上半身全体に広がり、激しい痛みに変化
・さらに、左側の歯から顎にかけて痛むようになったうえ、頭痛も併発
・最初の症状から10年後のある朝、上半身の左側に呼吸すらままならないほどの激しい痛みを感じ、救急車で病院へ
・診断は「狭心症」



狭心症は、心臓に血液を送る血管が何らかの原因で狭くなり、胸の痛みや圧迫感などが出る病気です。

放散痛による肩こり

上記の2例の場合、どちらも患部は心臓ですが、なぜか左肩の部分に肩こりという形で症状が出ています。

人間の体は、心臓の神経と左肩・左腕の神経が同じ経路を通っているため、本当は心臓の異常なのに肩の部分の異常だと脳が錯覚することがあります。

錯覚によって違う部位に出る痛みを、放散痛といいます。

放散痛は肩に限らず、症例②のように歯や頭に出ることもあります。

人間の神経は、舌の先と指の先以外はアバウトにできているそうなので、たびたびこういった誤認が起きたりするそうです。

右の肩こり

実際の症例③

・右肩のやや下部分に重い感じのコリを感じた
・右肩のこりは徐々に悪化し、約10年治らないままだった
・最初のこりから14年後、健康診断で病気が発覚
・診断は「C型肝炎」



C型肝炎は、ウイルスの感染によって肝臓に炎症を起こす病気で、自覚症状がほとんど無いのが特徴です。

放っておくと、肝硬変や肝臓癌に進行することがあります。

肝臓のすぐ上には横隔膜があり、横隔膜は体の右側の筋肉と繋がっています。

肝臓の炎症により横隔膜が刺激され、それが右の肩こりとなって現れていました。

実際の症例④(TKO 木本さん)

・40歳を過ぎてから右肩にひどいこりが出ている
・ちょうど肩こりが始まったぐらいの時期に、人間ドックで胆のう結石が見つかっている



胆のう結石は、胆のうの中に胆石ができる病気で、日本人の12人に1人がかかっていると言われています。

胆石の主な原因は、加齢・肥満・過度の飲酒・運動不足・コレステロールの取りすぎなどです。

木本さんの胆石は、2012年の時点では8.8mmの大きさでしたが、今回の検査で11mmになっていることが判明しました。

胆石はピーナッツ型の形状をしており、長い方の直径は19mm。

さらに、表面がザラザライボイボであり、小さな突起がはがれ落ちて新たな胆石を生み出しているとのこと。

この胆石が胆のうの入り口を塞いで炎症を起こし、それが放散痛となって、右の肩こりとして現れていたと考えられます。

木本さんは現在、結果にコミットするダイエットを行っているため、食事を抜くことが多かったのですが、それが胆汁が溜まる原因となり、結果的に胆石を大きくすることに繋がってしまったようです。

番組内での診断では、現時点で手術の必要はなく、適度なダイエットを続けながら経過観察するということでした。

肩こりの見極め方

普通の肩こりと、病気の潜んでいるかもしれない肩こりは、どこで見分ければよいのでしょうか。

マッサージなどでは改善しない

普通の肩こりであれば、マッサージなどで改善が見られますが、病気による肩こりの場合は、症状が改善しません。

体を動かしたときの違い

階段を登った後、運動した後などに、肩こりが発生する場合は注意が必要です。

範囲や感じ方があいまい

放散痛は脳が錯覚を起こしているため、痛みの範囲や感じ方があいまいです。

「肩のあたりがなんとなく痛い」「痛みの範囲がやけに広い」などの場合は、病気による肩こりを疑ってみましょう。

痛みの感じ

通常の肩こりの場合は、揉んだら「痛気持ちいい」という感覚になります。

しかし、揉んだ時に気持ちよさよりも、痛みのほうが強い場合は要注意です。

肩井(けんせい)のツボ

肩の骨と首の中心のちょうど真ん中ぐらいにあるツボ「肩井(けんせい)」を押してみましょう。

ツボを押して、何か違和感を感じる場合は、他の要素も勘案したうえで、病気を疑ってみたほうがいいかもしれません。

姿勢で痛みが変化しない

普通の肩こりならば、姿勢によって楽になる場所がありますが、姿勢をいろいろと変えてみてもまったく痛みが改善しない場合は要注意です。

片側だけの場合

左か右のどちらか片側だけが肩こりになっている場合は、一度内臓の病気を疑った方がいいかもしれません。

左側の場合は、左にある臓器、右側の場合は、右側の臓器に病気が隠れている可能性があります。

肩こり以外の症状

肩こりと同時に、全身のだるさや熱っぽさを伴う場合は、病気による肩こりを疑ってみましょう。

まとめ

肩こりは日本人なら多くの人が持っているため、なかなか病院に行こうとは思いませんよね。

ですが、心筋梗塞などの重大な病気が隠れていることがありますので、何か違和感があったり、やたら長く続く場合は、疑ったほうがよさそうです。

普通の肩こりとの違いは微々たる物ですが、小さなサインを見逃さないよう、普段から気をつけておきたいものですね。


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