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【林修の今でしょ講座】低気圧が引き起こす病気&対処法【5月31日】

公開日: : 最終更新日:2016/11/10 健康・身体, 知識・お役立ち


5月31日に放送された「林修の今でしょ講座」の中で、低気圧が引き起こす病気について取り上げられていました。

これから梅雨ですので、そんな病気の予防法についても押さえておきたいところですよね。

低気圧と病気の関係について、情報をまとめてみました。

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低気圧の人体への影響

普段はあまり感じませんが、空気にも重さがあり、あらゆるものには空気の圧力がかかっています。

山に登るとポテチの袋が膨らみますが、あれは高度が高くなったことで気圧が下がり、袋の周りの空気の圧力よりも、中の空気の圧力のほうが強くなったことで起こります。

1年のうち、一番平均気圧が低くなるのは6月です。

低気圧になると、ポテチ袋と同じように、人間の体の細胞にも変化を及ぼします。

そのため梅雨の時期は、低気圧によって引き起こされるさまざまな病気に気をつける必要があります。

その症状は天気のせいかもしれません [ 福永篤志 ]

 

梅雨の時期に注意するべき病気ワースト5

5位「偏頭痛」

最新の研究報告によると、1013hpa(1気圧)から6~10hpa気圧が低下すると、頭痛が起こるとされています。

原理としては、低気圧によって脳の中の血管が拡張し、周りの神経を圧迫することで、偏頭痛が起こります。

偏頭痛への対策①

偏頭痛を予防するには、「マグネシウム」と「ビタミンB2」の摂取が効果的です。

マグネシウムには、神経伝達物質の形成を促して、神経の興奮を抑えて安定化させる働きがあります。

また、副腎皮質から出る「抗ストレスホルモン」を高める作用もあり、ストレスの軽減効果も期待できます。

ビタミンB2は、偏頭痛の発生を抑えるセロトニンの放出を促す効果があります。

この2つの栄養素を効率良く摂取できる料理として、「ピーナッツ入りレバニラ炒め」が挙げられます。

栄養素の摂取は、あくまでも予防であり、頭痛が出てからの対策ではないので、注意してください。

偏頭痛への対策②

まぶしいと頭痛が悪化することがありますので、強い光を避けて部屋を暗くするようにしましょう。

また、血管の拡張が原因なので、頭を冷やして血管の拡張を抑えるのも効果的です。

あまりひどい頭痛の場合は、自分で対処せずに医師の診断を受けるようにしてください。

4位「肩こり・腰痛・関節痛」

人間の体は、耳の奥にある「前庭」という部分で、気圧を感知していると言われています。

気圧が低いと、耳の奥にあるリンパ液に波が起こり、「体が揺れている」という信号が脳に送られます。

しかし脳は、目から送られてくる「体は揺れていない」という情報と整合性がとれず、混乱を起こしてしまいます。

そして、脳に伝わる情報のギャップにより、それを調整する自律神経が興奮状態になります。

自律神経は痛覚神経のすぐ隣にあるため、自立神経の刺激が痛覚神経にも伝わり、関節や腰など、弱い部分に痛みが生じるのです。

この現象は、別名「天気痛」とも呼ばれます。

痛みへの対処法

気圧による痛みは、車酔いなどと同じ対処法が使えます。

酔い止め薬を飲んだり、酔い止めバンドを腕にある「内関」というツボに当てると、効果を軽減させることができます。

内関は、手首のしわから指三本ぐらい内側の真ん中当たりに位置するツボです。


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天気痛のメカニズムと対策

3位「肺塞栓症」

血管の中にできた血栓が、肺の血管に詰まる病気です。

エコノミークラス症候群と似た病気であり、低気圧によって体の組織がむくみ、筋肉のポンプ機能が低下して血流が滞り、血栓ができることで起こります。

運動不足の方や、肝臓・腎臓が悪い方、糖尿病がある方は特に注意が必要です。

血栓予防の対策

厚生労働省が発表した、エコノミークラス症候群の対策法である「足指グーパー運動」が有効です。

足の指をグーパーすることで、血行が良くなるのと同時に筋肉も使うことになり、滞っている血の流れを改善します。

1日10回、3セットで効果が期待できます。

あくまでも血栓予防のための運動のため、すでに血栓が詰まってしまっている場合は、病院で処置を受ける必要があります。

2位「脳卒中」

低気圧によって脳内の血管が拡張し、拡張した分流れる血液の量が増加することで、脳内の血管が破れてしまうことがあります。

脳卒中だけでなく、気圧が10hpa以上変化すると、くも膜下出血の発症リスクも増えると言われています。

脳卒中の予防

脳卒中を予防するには、塩を減らして酢を使うなどの「減塩」が効果的です。

これは、血液の中の塩分が増えると、水分と結びついて血液量が増えてしまうからです。

日々の食生活で、塩を取り過ぎないように気をつけることが大切です。

1位「心臓発作」

低気圧だと、心臓の動脈が痙攣して狭くなったり、血栓で塞がってしまうような症状が起こりやすくなります。

前述のように、低気圧だと血液の量が増えるため、それを送り出す心臓に負担がかかり、狭心症や心筋梗塞の原因となってしまうのです。

心臓発作の予防

心臓発作を予防するには「ラクトトリペプチド」「魚肉ペプチド」「オメガ3系脂肪酸」の栄養素を摂るのが効果的です。

ラクトトリペプチドは発酵食品、魚肉ペプチドは魚、オメガ3系脂肪酸は魚の脂やアマニ油に多く含まれます。

ラクトトリペプチドと魚肉ペプチドは、血圧を上げる成分の働きを妨げて、血圧を下げる効果が期待できます。

オメガ3系脂肪酸は、血液中の中性脂肪を減少させて、血流を改善する効果が期待できます。

3つを効率的に摂取できる料理として、「イワシのなめろう」が挙げられます。

その痛みやモヤモヤは「気象病」が原因だった [ 渡邊章範 ]

 

まとめ

梅雨の時期は雨が多くて憂鬱ですが、気圧が低いことで、人体にも影響が出てくるので気をつける必要があります。

頭痛や関節の痛みなども辛いですが、心臓や脳の病気が引き起こされるのはとても危険なので、覚えておいたほうが良いでしょう。

日々の生活でも予防や改善に心がけ、症状がひどい場合には、自分でなんとかしようとせず、医療機関を受診するようにしましょう。


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