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ピロリ菌の感染経路や感染ルートとは?感染率を上げないための注意点

公開日: : 最終更新日:2016/11/19 健康・身体

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日本人の2人に1人は感染していると言われている「ピロリ菌」。

胃がんや胃潰瘍、十二指腸潰瘍の8割~9割がこのピロリ菌が原因だといわれています。

「ピロリ菌」という名前は聞いたことがあっても、自分が感染しているかどうかまで知っている人はあまりいないと思います。

ピロリ菌とは、いったいどういう菌なのか?

どういうルートで感染するのか?

基本的な知識としておさえておきましょう。

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ピロリ菌とは

ピロリ菌は胃の出口付近に住んでいる菌で、強い攻撃性をもった細菌です。

長い間、胃の中には細菌は存在出来ないとされていました。

胃の中にある胃酸がとても強い酸性を持つため、胃酸の中では細菌は生きられないと考えられていたからです。

しかし、1983年に胃の中に住むピロリ菌が発見されました。

そして、研究の結果、ピロリ菌は慢性胃炎、胃潰瘍などの原因のほとんどを占めていることが解ってきました。

つまり、ピロリ菌が存在しなければ、これらの病気になる可能性が著しく下がるということです。

慢性胃炎や胃潰瘍は悪化することで、十二指腸潰瘍・胃がん・胃MALTリンパ腫などの胃の病気を併発しやすくなります。

特に胃がんは、ピロリ菌感染者の方が感染していない人よりも20倍以上もリスクが高まるといわれています。

ただ、ピロリ菌に感染しているから必ず病気になるわけではありません。

実際に病気として発症するのは、ピロリ菌に感染している人の約5%程度になります。

日本では2人に1人がピロリ菌の感染者であり、日本の胃がん発症率が高いのはピロリ菌が原因と言われています。

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ピロリ菌の感染経路と感染率

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ピロリ菌が繁殖する主な原因は、不衛生な水道設備です。

ですから、衛生環境が悪く、上下水道があまり普及していない地域で感染率が高くなっています。

発展途上国などで感染者が多いのはこのためです。

免疫が未熟な幼児期に感染しやすく、免疫力の強い大人にはあまり感染しません。

ここで疑問に思うのは、日本は上下水道の設備も整っていて衛生環境は問題が無いのに、なぜピロリ菌感染者が多いのか、ということですよね。

日本では、40代以下の若い世代では感染率はあまり高くありません。

ほとんどのピロリ菌感染者が50代以上の人です。

日本人の50代以上の70%が感染していると言われています。

これは戦後の衛生状態が悪い時代に、幼児期を過ごしたのが原因です。

ですから、上下水道の発達にしたがって日本人のピロリ菌感染率は減っていき、現在ではほとんど自然感染は無いと言われています。

現在多いピロリ菌の感染経路は、ピロリ菌の保菌者からの感染です。

歯垢やだ液からピロリ菌が発見されているため、人から人は主に口から感染すると言われています。

親から子への感染について

ピロリ菌に感染するのは、ほとんどの場合5歳以下の幼児期と言われています。

これは成人よりも免疫力が低いことに加えて、幼児期の胃は胃酸が弱いため、ピロリ菌が生きやすいからです。

今の日本では衛生的な水道設備が整っており、水からの感染の可能性は低いため、子供への感染はピロリ菌に感染している親から子供へ感染するとされています。

人から人へのピロリ菌の感染経路は口からのために、子供にキスをしたり、飲み物を同じコップで飲んだりするなどで感染すると思われていました。

ですが、近年の研究でキスが挨拶とされている欧米で、家族間での感染が少ないことから、日常生活では感染することはまず無いと考えられています。

親から子供へのピロリ菌の感染で気をつけなければいけない行為は、親が噛み砕いたものを子供に食べさせることです。

幼児期にピロリ菌に感染しても症状で現れることがほとんど無く、発症するのは大人になってからになります。

子供が大人になってからピロリ菌で辛い思いをしないためにも、親が噛み砕いた食品を食べさせることは避けるようにしましょう。

胃がんは「ピロリ菌除菌」でなくせる [ 浅香正博 ]

 

まとめ

昔に比べて、衛生環境が改善していることもあり、ピロリ菌への感染自体は減っているのですが、それでも先進国の中では、日本が際立って高い感染率を誇っています。

自然感染がほとんどない昨今では、どちらかというと人に移さないようにするほうが重要かもしれません。

感染が疑われる場合や、子供に移してしまうのが気になる方は、病院に行って医師に相談してみましょう。

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