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夜中の掃除機は何時までがマナー?近所迷惑にならずに掃除する方法とは

2024年10月30日知識・お役立ち

夜中 掃除機

仕事が忙しくて毎日帰宅するのが遅いと、深夜にしか部屋を掃除できないことがあります。

しかし、夜は近所迷惑になってしまうため、掃除機を使いたくても使えなくて困ることも多いでしょう。

そもそも、掃除機は何時までなら迷惑にならずに使うことができるのでしょうか?

夜中の掃除機使用の許容範囲と騒音を出さない方法について、ぜひこの機会に知っておきましょう。

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夜中・深夜の掃除機マナーとは

夜中・深夜の掃除機マナーとは

掃除機の使用は何時まで?

周辺住民への迷惑や騒音被害を考えると、掃除機をかける時間帯はよく考えなくてはなりません。

一般的には、17~18時くらいまでには掃除機の使用を済ませておくのが理想とされています。

夕方以降は帰宅する人が増えるので、それ以降は近所迷惑になる可能性がぐんと上がるからです。

それ以降の時間帯については人によって意見がわかれますが、さすがにどんなに遅くても20時あたりまでが限界でしょう。

この時間帯でも苦情がくる可能性はあるので、無理をするのは禁物です。

20時~0時については、静かに過ごす家庭も多く、就寝する人も増えてくるので、やめておくのが無難でしょう。

そして深夜0時以降に至っては、人の睡眠を妨害する可能性が高く、非常識だと怒鳴り込まれることも覚悟しなければなりません。

そもそもな話、掃除機の音というのは、生活音の中でもかなり大きな部類に入ります。

環境省が定めている騒音ガイドラインでは、音量基準が以下のように定められています。

【人の害にならない音量基準値】

昼間:55デシベル
夜間:45デシベル

※夜間の定義:午後10時~午前6時

掃除機の音はおよそ60db~75dbであり、たとえ昼間であっても基準値をオーバーしています。

これは至近距離での音量なので、壁越しではもう少し音量は下がりますが、それでも静かな夜間に掃除機を使えば周りに多大な迷惑をかけるのは確実です。

一軒家で周りに何もない場合などを除き、夜に掃除機を使うのはよっぽどの理由がなければやめておいたほうがいいでしょう。

特に、マンションやアパート・集合住宅などでは、騒音トラブルは非常によくある揉め事のひとつです。

掃除機の使用は休日などにずらすか、もしくは後述する掃除機を使わない掃除方法を用いるようにしましょう。


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物件ごとのルールを確認しよう

ここまでの話は世間一般の常識の話ですが、これとは別に物件ごとに決められた規定・ルールが存在します。

アパートや集合住宅などでは、管理会社側が規定時間を決めていることがあり、ルールがあるならそれに従うのが一番確実な方法です。

こうしたルールは契約時に説明されないことがあるので、憶測で動いたりせず、必ず管理会社などに確認しておきましょう。

ルールや規定の内容は千差万別

使用時間のルールは、非常に細かく決められているケースから、「常識の範囲内」でという曖昧なものまでさまざまです。

こうしたルールは一般常識とはズレていることもあり、「掃除機の使用は午前0時までOK」などというケースもあります。

この場合、掃除機を使う側は楽なのですが、逆に他人の掃除機の音で騒音被害を受けた際、「ルール内なのでセーフ」と管理側に判断されるので、正直なところ一長一短です。

そして、ルールを破れば注意や退去勧告を受ける場合があるので、違反時のペナルティについてもよく確認しておきましょう。

規定時間内であってもリスクは存在する

仮にルールで決まっている時間内であっても、近所から苦情をいわれる可能性はゼロではありません。

規定の範囲内であるならば、たとえ夜遅い時間に掃除機をかけてもルール的にはセーフです。

しかし、それでトラブルが起きた際に管理会社が必ずしも仲裁してくれる保証はなく、「本人達で話し合って」と丸投げされてしまう恐れもあります。

また、いくらルール通りとはいえ、あまりにも騒音の度が過ぎると、周辺住民を怒らせて揉め事に発展しかねません。

無用な争いを避けるためにも、ルールを盾に強行したりせず、苦情がきたらすぐやめるなど、常に柔軟な対応を心がけておきましょう。


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騒音を出さずに掃除する方法

騒音を出さずに掃除する方法

静音掃除機なら夜間でも使えるのか?

最近は掃除機も高性能になってきており、非常に騒音の少ない静音掃除機が販売されています。

ただ、いくら静音掃除機であっても、夜間に使用するのはあまりおすすめできません。

掃除機で発生する騒音には、ヘッドが床をこする音や、壁や家具に衝突して出る音なども含まれています。

静音掃除機は、モーター音自体は小さいものの、動作によって出る音は当然そのままなので、騒音対策としては不十分です。

そもそも、こうした動作音などは現状どうにもならないので、静かな時間帯に掃除機を使うこと自体が間違いなのです。

夜中の掃除で騒音を出さないためには、掃除機以外の道具を使うのがもっとも有効な方法となります。


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静かに掃除ができるアイテム

ほうきとちりとり

フローリングや畳を掃除したいのであれば、箒とちりとりでも十分役に立ちます。

床を擦る音は多少しますが、掃除機に比べれば静かなものですし、近所迷惑になるほどの影響はないでしょう。

小さな埃だけでなく、比較的大きな固形のゴミにも対応できるのが強みです。

フローリングワイパー

クイックルワイパーなどに代表される、シートタイプの掃除道具です。

ほうきよりもさらに静音性に優れており、家具の隙間なども掃除することができて、深夜でも気兼ねなく使うことができます。

固形のゴミは苦手ですが、ほうきでは対応できない液体を拭けるという利点があるので、両者をうまく使い分けていきましょう。

粘着カーペットクリーナー

俗にいうコロコロのことです。

カーペットや絨毯の上を掃除するのに向いており、手に持ってコロコロするだけというお手軽さが魅力です。

ただ、フローリングや畳でコロコロすると音が出てしまうため、そちらはほうきやワイパー系に任せましょう。

ぞうきん

床を拭くのに使用できるほか、テーブルや机の上、埃をかぶってしまった小物を拭くなど、オールマイティに使えます。

やろうと思えば広範囲の床も拭けますが、雑巾がけはドタドタ音がするので夜間はやらない方が良いでしょう。

ハンディモップ

主にパソコンや車内の掃除に使う、埃を払うための小型のモップです。

部屋の隅にたまった綿埃を掃除したり、テーブルなどの上の埃を払うのに向いています。

ホコリを掃除するにはうってつけですが、それ以外の汚れには不向きなので、他の道具と組み合わせて使うのが良いでしょう。

モップ型スリッパ

ちょっと変わったところでは、モップ型のスリッパを部屋で使うという方法があります。

毎日これを履いて部屋の中を歩いていれば、自然とほこりを吸着してくれるので、掃除する手間が省けます。

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