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こたつで頭痛が起きる原因は何なのか?寝ることの危険さと対処方法について

公開日: : 最終更新日:2018/11/11 健康・身体

こたつ 頭痛

冬の厳しい寒さは、暖房器具がないと乗り切るのが難しいですよね。

数ある暖房器具の中でも、こたつの温かさに魅了されて愛用している方はとても多いことでしょう。

しかし、温かくて気持ちいいはずのこたつが辛い頭痛を引き起こしてしまうという、困ったケースが存在します。

なぜこたつを使ったことで頭痛が起こるのか、その原因と対策について知っておきましょう 。

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こたつで頭痛が起きる原因は何?

こたつで頭痛が起きる原因は何?

こたつに入ったことで頭痛が起きる場合、いくつかの原因が考えられます。

血管拡張による偏頭痛

まず1つ目は、脳の血管が広がることによって起こる偏頭痛です。

偏頭痛とは、さまざまな要因によって脳の血管が急激に拡張し、その影響で三叉神経が刺激されて痛みが発生する頭痛のことです。

こたつに入ると下半身が温まるので、それによって足の血流が増え、それが全身を巡ることになります。

全身の血流が活発になれば当然脳に行く血液も増えるので、それによって脳の血管が広がり、偏頭痛を引き起こす原因となるのです。

この症状はこたつだけに限らず、ストーブ・エアコン・温風ヒーターなど、他の暖房器具でも発生する可能性があります。

暖かい空気は部屋の上の方に充満しやすいため、空気が温かい部屋では頭の部分に熱気が当たって血管の拡張に繋がりやすいのです。

暖房が効いた部屋に長くいると頭が痛くなってくる方は、偏頭痛を疑ったほうがいいかもしれません。

脱水症状による頭痛

2つ目の原因として考えられるのは脱水症状です。

こたつは、ヒーター部分が近いということもあって温める能力が高く、思っている以上に汗をかきます。

そもそも、冬場は空気が乾燥しているため、皮膚や粘膜などからも常に水分が失われており、我々は知らず知らずのうちに水分を消費しています。

そんな状態でこたつでさらに汗をかけば、水分が失われるスピードはさらに早くなるわけです。

人間は布団で寝ている時ですらコップ1杯程度の汗をかくので、もしこたつで寝てしまったりした場合には、さらに大幅に水分を失ってしまいます。

これらの原因から体が脱水状態となり、めまいや体のだるさ、頭痛などが引き起こされることがあるのです。

もし、頭痛が脱水症状によるものだった場合、そのまま放置すると下記のような深刻な症状を引き起こす可能性があります。

吐き気や意識障害

脱水症状が進むと頭痛だけではなく、吐き気を感じて実際に嘔吐したり、ひどい場合は意識が朦朧としてそのまま気を失う事もあります。

前兆として、体のだるさや脱力感、口の渇きや立ちくらみなどが発生することが多いので、早めに気づいて対処することが重要です。

脳梗塞・心筋梗塞

脱水症状が起こった場合、体内のミネラル成分が失われていき、血液がドロドロになったり血栓が出来ることがあります。

血栓が脳のほうへいけば脳梗塞を、心臓の方にいけば心筋梗塞を引き起こすことになります。

気づくのが遅れると手遅れになることがあるので、こたつで寝るという行為はなるべく避けるようにしましょう。

それ以外の頭痛につながる原因

上記以外にも、頭痛を引き起こす要因として考えられるものがいくつかあります。

まず、すでに風邪をひいていて、初期症状としての頭痛が起きているというケースです。

風邪の場合は鼻や喉にも違和感がある場合が多いので、すみやかに病院へ行ったり、布団で安静にするなどの対策をとりましょう。

次に、こたつで寝たことで、首や肩に無理な負担が生じて、それが頭痛につながっているというケース。

こたつは布団に比べて寝返りなどがうちにくく、関節に余計な負担がかかって首や肩がコリやすくなります。

他にも、枕を使わずに床で寝たせいで、床が硬くて頭が痛いというケースなどもあります。

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こたつで起きる頭痛の治し方&対策

偏頭痛への対処法&予防法

こたつで起こる偏頭痛への対処法

こたつに入ることで起きる偏頭痛には、痛みのある部分を冷やすという方法が有効です。

血管の拡張が原因の頭痛の場合、冷たいタオルなどを痛む箇所に当てると、血管が収縮して痛みをある程度和らげることができます。

こたつが出ている時期であれば、わざわざ冷やすものを準備しなくても、外で冷たい空気に当たってくるだけでも効果があります。

防寒着をしっかり着込み、頭だけを外気に当てるのがいいでしょう。

また一時的な対処法ではありますが、コーヒーやお茶などのカフェインを摂取するという方法もあります。

カフェインには頭の血管を収縮させる作用があるので、一時的に頭痛を和らげることができます。

そして頭痛を予防する方法としては、部屋の空気をあまり暖めすぎないことが重要です。

暖かい空気は部屋の上部に行くため、室内の温度が高くなっている部屋ほど、頭の血管が拡張しやすくなります。

暖房の設定温度を下げたり、部屋の温度が上がり過ぎた場合には適度に換気をすることを心がけましょう。

偏頭痛は早めに医師に相談を

偏頭痛は頭の血管の拡張以外にも、光・騒音・人混み・ 寝不足・ 空腹など、頭痛を引き起こす要因が人によって異なります

また頭痛にも色々と種類があるので、片頭痛だと思っていたら別のタイプの頭痛だったり、他の病気が原因だったというケースも考えられます。

一時的な対処法だけでは限界がありますし、やはり原因を見極めないと対策をとるのが困難です。

原因究明と適切な処置を行うためにも、早めに専門の医師に相談して指示を仰ぐことをおすすめします。

脱水症状の対処法&予防法

こたつで起こる脱水症状への対処法

急性の脱水症状に陥った場合には

体が異常にだるかったり、頭痛や吐き気がひどい場合には、脱水症状が進行している可能性があります。

応急処置としては、電解質を含む経口補水液を飲むのが一番ですが、なければ水やスポーツドリンクなどを摂取しましょう。

また、こたつから速やかに離れ、それ以上は汗をかかないようにすることも重要です。

もし、嘔吐や吐き気がひどくて水分摂取すらままならない場合や、動くことすら辛い場合には、ためらわずにすぐに救急車を呼ぶようにしてください。

脱水状態は、症状が進むと意識を失うことがあるので、一人暮らしなどの場合には意識のあるうちに救急車を呼んでおかないと危険です。

また、自分ではなく家族などが脱水に陥った際には、本人が気を失う可能性があることを頭に入れて対処するようにしてください。
(決して本人任せにしないこと)

予防のために水分補給をしっかりと

こたつでの脱水症状を防ぐためには、水分補給を欠かさないことが重要です。

夏場は汗をかきやすいので嫌でも水分補給を意識しますが、冬場は汗をかく機会が少ないこともあって喉の渇きに気づきにくくなります。

こたつに入る前の段階や、こたつでうっかり寝てしまった後には、きちんと水分を補給しておきましょう。

水分補給は水のほか、吸収率の高いスポーツドリンクなどもおすすめです。
(理想は経口補水液)

なお、お酒類は水分の補給にならないうえ、利尿作用で体から水分を奪っていってしまうので、こたつに入る際は飲まない方がいいでしょう。

また、カフェインが含まれる飲み物(コーヒーや緑茶)は、偏頭痛持ちの方には有効ですが、こちらも利尿作用があるので、水分補給を目的として飲むのは避けてください。

部屋の湿度を一定水準に保つ

寒いからといって部屋の温度を上げすぎると、空気が乾燥して湿度が低下してしまいます。

空気が乾燥すると体から水分が奪われやすくなるので、加湿器などを部屋に設置して湿度を一定以上に保つことが大切です。

湿度の維持は粘膜保護や風邪の予防にも役立つので、やっておいて損はありません。

ちなみに、人間が快適に過ごせる湿度の目安はおよそ40%~60%程度です。

加湿器以外で湿度を上げる方法については、以下の記事を参考にしてください。

加湿器がなくても部屋の湿度を上げる方法|快適な湿度はどのくらい?

眠くなったらこたつから離れること

こたつには人間が快適に眠れる条件が揃っており、入っていると眠くなってくるのはある意味仕方のないことです。

しかしこたつに入ったままうっかり寝てしまうと、発汗によって水分が失われて、血液がドロドロになってしまいます。

また、水分不足で腸内の便が乾燥して便秘になったり、粘膜が乾燥して風邪をひきやすくなるなど、こたつで寝る行為には体への悪影響がたくさんあります。

眠気には抗うのはさすがに難しいので、眠くなった場合は速やかにこたつを離れて布団などに移動することを心がけましょう。

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まとめ

こたつに入って頭痛が起こる場合、特に厄介なのは偏頭痛と脱水症状の2つです。

偏頭痛は慢性化しやすく、なかなか対策が取りづらいので、早めに専門の医師に診てもらうようにしてください。

脱水症状による頭痛は、放っておくと深刻な症状を引き起こす可能性があり、早めの対処が求められます。

こたつでの脱水症状は誰にでも起こりうるので、自分だけでなく家族などにも兆候が出ていないか、気にしておいたほうがいいでしょう。

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