*

テレビを見ながらSNSをやると脳の機能が破壊される!?【初耳学】

公開日: : 最終更新日:2018/04/27 健康・身体, 知識・お役立ち

テレビを見ながらSNSをやると脳の機能が破壊される

6月19日に放送される「林先生が驚く 初耳学!」の中で、テレビを見ながらSNSをやると脳の機能が破壊される、という内容が取り上げられるようです。

スマホを持っていると、ついついやってしまいがちなことですが、我々の脳にどんな悪影響を及ぼすのでしょうか?

いったいどんな危険が潜んでいるのか、探ってみました。

スポンサーリンク



ながらスマホは危険!?

スマホを持っている方で、テレビを見ながらフェイスブックやツイッターなどのSNSをやる方は、結構多いと思います。

ツイッターのリアルタイム検索を見ていても、テレビで放送されている内容をつぶやいている方はかなり多く、すでに日常の習慣として定着してしまっていると言えるでしょう。

なかでも、10代の女性はテレビを見ながらのスマホ操作が日常化してしまっている人が多く、およそ6割の人が行っているというデータもあります。

こういった、テレビを見ながらスマホやパソコンを使用する行為のことを、「メディア・マルチタスキング」と呼びます。

メディア・マルチタスキングの悪影響

現代では別段珍しくない「メディア・マルチタスキング」ですが、実は我々が思っている以上に脳に悪影響を及ぼしているようなのです。

コペンハーゲン大学の研究によると、テレビを見ながらスマホやタブレットを使うと、複数のスクリーンを同時を見ることでドーパミンをつくる「Lドーパ」というホルモンが放出されます。

このホルモンの働きにより、脳内のドーパミンレベルが上昇し、いわゆる「ハイ」状態になってしまいます。

驚くべきことに、このハイ状態は薬物を使用している時の脳にとても近い状態であり、慢性化すると結果としてIQの低下を招いてしまうそうです。

また、テレビを見ながらスマホやタブレットなどで遊ぶ人は、欝や不安障害になりやすい傾向があるという研究結果もあります。

脳へのダメージが大きい

複数のデバイスを同時使用する習慣がある人は、脳の「前帯状皮質」と呼ばれる領域の密度が低くなってしまうそうです。

この領域は、意思決定や人との共感、感情のコントロールを司る部位であり、この部分の機能が低下することで、注意力散漫や不安といった感情的問題を引き起こしやすくなるのです。

スポンサーリンク



マルチタスクを避ける

脳にとって良くないといわれているのは、いわゆる「マルチタスク」と呼ばれる行為です。

複数のことを同時に行うことは脳の負荷となり、生産性が著しく低下することが研究によってわかっています。

テレビを見ながらスマホやSNSを行う行為もこのマルチタスクにあたり、本人は平気なつもりでも、実は思っている以上に脳に負荷がかかっているのです。

元来、人間の脳はマルチタスクができるような構造になっていません。

ひとつのことに集中する場合は能力を一極集中、マルチタスクの場合は能力を半分ずつ割り振っている、というイメージを抱く方は多いと思いますが、これは大きな間違いです。

実はマルチタスクをしているつもりでも、それは脳が集中する仕事を高速で切り替えているだけであり、複数同時並行をしているわけではありません。

そして、その激しい切り替えが脳にとって新たな刺激となってドーパミンが分泌され、脳はこの刺激が快感となるため、日常的にマルチタスクを繰り返すようになってしまいます。

そして、マルチタスクが習慣化すると、集中力の切り替えばかりを行うようになり、だんだんとひとつのことに集中する力が衰えていってしまうのです。

また、脳に悪影響を及ぼすのは、過剰なドーパミンによる中毒だけではありません。

マルチタスクが習慣化していると、脳の中ではストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が増加してしまいます。

コルチゾールは、記憶を司る「海馬」や思考を司る「前頭前野」など、脳の中の情報処理能力を司る領域を攻撃してしまうため、脳の機能の低下を招いてしまいます。

ひどいときには、認知症のような症状に陥ってしまうケースもあるといいます。

女性が特に注意!?

マルチタスクによる弊害は、男性よりも女性のほうが大きいと言われています。

その理由としては、左右の脳を繋ぐ「脳梁」と呼ばれる部分が男性に比べて女性のほうが太く、右脳と左脳でより多くの情報が交換されるからです。

女性はこの「脳梁」の太さゆえに、複数のことを同時に行うことに長けていますが、その分、マルチタスクを行った時に左右の脳で激しく情報が交換されるため、男性よりも脳が疲労しやすいといった特徴があります。

そのため、女性は男性よりも20分長い睡眠をとり、脳を休ませたほうが良いという研究結果もあります。

また、視神経の緊張は脳の疲労に直結するため、寝る前にホットタオルで目を温めるようにすると、脳の回復に効果的だと言われています。

シングルタスクを心がける

マルチタスクによって受けた脳のダメージは、元には戻らないと言われています。

そのため、日常や仕事の中では極力シングルタスクを心がけて、マルチタスクによって受けるストレスを減らすことが重要になってきます。

情報化社会と言われている現代では、複数の情報を受け取る機会がとても増え、情報に溺れてしまうことも少なくありません。

しかし、我々人間の脳はコンピュータとは違うため、マルチタスクではなく、シングルタスクで一つずつ情報を処理していくことが大切なのです。

スマホ依存の親が子どもを壊す [ 諸富祥彦 ]

 

まとめ

いまやスマホは、我々の生活の中で大きなウェイトを占めるほどになっています。

欠かせないものとなっているからこそ、なるべく悪影響を及ぼさないような使い方をしなければ、思わぬ健康被害につながりかねません。

どれだけ便利なツールであっても、使い方によっては害になることもある、ということを念頭に置いておくようにしましょう。


【関連記事】

交感神経を鎮める方法|ストレスによる自律神経の衰えを改善するには

スポンサーリンク

関連記事

加湿器 塩素

加湿器は塩素を含む水道水の使用が必須|健康志向が生む落とし穴とは

冬になると風邪の予防で使うことの多い加湿器ですが、みなさんは加湿器にどんな水を使っているでしょうか?

記事を読む

ピン札 作り方

ピン札の作り方|お札のシワを伸ばして新札に近い状態にする方法

普段はそんなに意識することはありませんが、いざという時に手元にないと困ってしまうのがピン札です。うっ

記事を読む

車のフロントガラスの曇り対策|デフロスターとエアコンの活用法

梅雨の時期や、冬の寒い日、フロントガラスが曇って前が見えなくなり、焦った経験はありませんか?誰か同乗

記事を読む

加湿器 枕元

加湿器を枕元に置いても大丈夫?寝室での風邪予防に効果的な設置場所

風邪の予防に加湿器を使用する場合、やはり長時間過ごすことになる寝室に置いておく方が多いのではないでし

記事を読む

よふかしおに バイキンマン 似ている

よふかしおにがバイキンマンに似ている?キャラデザはなんとあの人

7月17日に放送される「月曜から夜ふかし」の中で、高知県のキャラクター「よふかしおに」がバイキンマン

記事を読む

鼻水 甘い

鼻水が甘いと感じる場合の原因とは|ストレスや病気が関係している?

風邪をひいたり、花粉症の症状が出たときなど、生活の中で何かと鼻水に悩まされる機会は多いと思います。普

記事を読む

こたつ しまう 時期

こたつをしまう時期はいつが良い?タイミングの見極めと寒さ対策

冬の寒い時期を支えてくれる暖房器具といえばこたつです。春を過ぎて暖かくなってくればその役目も終わり、

記事を読む

こたつ 焦げ臭い

こたつが焦げ臭い場合の原因と対処法|コードの扱いと埃掃除の重要性

寒い冬の季節、暖かいこたつにもぐりこむ瞬間というのは何とも気持ちが良いものです。しかし、もしこたつの

記事を読む

セロトニン 増やす 食べ物 習慣

セロトニンを増やす食べ物・生活習慣|生成・分泌不足を防ぐには

「なかなか眠れない」「なぜだかイライラする」「落ち着かない」「肩こりや首こりが酷くなった」↑普段、こ

記事を読む

寝る時 電気 真っ暗

【ホンマでっかTV】寝る時は真っ暗派?少し明るく派?照明の影響とは【5月4日】

5月4日に放送された「ホンマでっか!?TV」の中で、寝る時は「真っ暗にする」or「少し明るくする」と

記事を読む

PAGE TOP ↑