*

ケニア人は石を食べる&しゃがめないけど腰痛にならない?その理由とは

公開日: : 最終更新日:2020/02/06 知識・お役立ち

ケニア人 石を食べる

最近では、日本のマラソン大会でもケニア人の選手をよく見かけるようになり、「ケニア人=マラソンが強い」というイメージの人も多いことでしょう。

そんなアスリート選手の多いケニアの方々ですが、「石を食べる」「しゃがめない」といった、一風変わった風習・特徴があることをご存知ですか?

これらの情報の真偽とその理由について、見ていきたいと思います。

ケニア人の妊婦は石を食べる?

ケニアの妊婦は石を食べる?

ケニアでは、妊娠した女性が石を食べるという驚くべき風習が今も存在しているといいます。

昔から、妊娠した女性というのは不足した栄養素を補うために食べ物の好みがガラッと変わったり、普通食べないような物にまで食欲を抱いてしまう場合があるといわれています。

ケニア人女性の場合、妊娠してから「石を食べたい」という衝動に駆られる人が多いのか、ある調査によるとおよそ89.8%もの女性が、妊娠した後に実際に石を食べたことがあると回答しています。

石といっても、その辺に落ちている石を食べているというわけではなく、市場の露店で売られている「食用の石」を食べます。

ケニアでは「妊婦が石を食べる」という文化はいたって普通のことのようで、市場へ行けば食用石の販売店が堂々と出店しており、誰でも買うことができます。

お店で売られている石は「オドワ」と呼ばれる軟質の石です。

どちらかというと石というより土に近いといわれ、ジャリッとした感触で味は特になく、別段おいしくはないとのこと。

妊婦が石を食べるのは、不足したカルシウムやミネラル・鉄分を補給するためだそうですが、産婦人科の医師は「寄生虫に感染するリスクや、病気になるリスクがあるからやめたほうが良い」と警鐘を鳴らしています。

昔の風習が今も残っているという感じで物珍しいですが、やはり健康に良いわけではないようですね‥‥

スポンサーリンク



しゃがめないけど腰痛がない?

しゃがめないけど腰痛がない?

しゃがめない理由とは?

日本では腰痛に悩んでいる人がとても多く、およそ3人に1人が腰痛の経験があるといわれています。

しかし、そんな日本人とは裏腹に、ケニアのマサイ族と呼ばれる人々は腰痛になることがないそうです。

マサイ村では毎日の日課として水汲みがあり、女性は毎日20kgを超える水を運ばなければなりません。

そんな重労働をしていれば、当然腰には相当な負担がかかっているはずですが、それでもマサイ族では腰痛を訴える人はほとんどいません。

なぜこれほどの差が生まれるのかというと、前屈の際の腰の使い方がまったく違うからです。

日本人を含む多くの国の人々は、重い物を持つ際に腰全体を曲げて一度「しゃがむ」という方法をとります。

横から見ると、背中から腰にかけてゆるやかに曲がった状態になるということです。

日本人の前屈作業位出典:ケニア人の作業姿勢: 月輪のブログ

こうした前傾姿勢というのは、背骨の腰の部分にあたる腰椎に負担がかかってしまうため、腰痛を引き起こすことが多くなります。

しかしマサイ族はというと、腰を曲げずに股関節を曲げる形で前傾姿勢をとることができるため、いわば「しゃがむ」という動作自体をせずに物を持ち上げることができます。

横から見た場合、背中から腰までが真っ直ぐのまま前傾姿勢になっており、腰ではなく股関節で上体を支えています。

ケニア人の前屈作業位出典:ケニア人の作業姿勢: 月輪のブログ

この股関節を使った前傾の方法は、前屈しても腰椎に負担がかからないため、腰を痛めることもなく腰痛は起こらないのです。

こうした前傾姿勢が基本であるため、日常生活では腰を深く落とすという動作をあまり行いません。

マサイ族の人々は「しゃがめない」というよりも、「しゃがむという動作をしない」と言ったほうが正しいでしょうね。

スポンサーリンク



マサイ族の前屈方法は習得可能?

マサイ族の前屈は習得可能?

このマサイ族の前屈方法を使うことができれば、日本人でも腰痛を解消できそうな気がしますが、実はそう簡単でもありません。

実はこうした前屈方法の違いは、生まれつきの骨格の違いが大きく影響しているからです。

マサイ族の人々の場合、股関節が非常に柔軟なうえ、こうした前屈方法に適した骨盤を持っています。

いわばマサイ族は、この前屈方法を行うだけの身体能力と機能を生まれつき備えているというわけです。

日本人の場合、骨盤がこの方法に適さないうえ、腰の負担に耐えられるだけの強靭な下半身を作らなければいけないため、習得にはかなりの苦労を強いられます。

一応日本人でも習得できないことはないそうですが、しっかりとした知識を持ったトレーナーなどがいないと厳しいです。

なお、こうした腰痛に強い骨格というのは、ケニア以外にもガーナやタンザニア、ネパールなど、アフリカのいくつかの国で確認されており、ケニアだけの専売特許というわけではないようです。

ケニア人はマラソンが非常に強い人種ですが、もしかしたらこうした骨格や股関節の柔軟性も、マラソンに強い理由のひとつなのかもしれませんね。

スポンサーリンク




関連記事

扇風機 サーキュレーター 違い

サーキュレーターと扇風機の違い|特徴を知って上手く使い分けよう

夏の暑い時期を乗り切るために欠かせない家電といえば「扇風機」ですよね。そんな扇風機と同じく、風を起こ

記事を読む

育ちの良さがでる行動とは?品のある人に共通する特徴

あなたの周りにふとした動作で、「あ、この人育ちがよさそう」とか「なんだか、品があるな」と思わせてくれ

記事を読む

船の底の色が赤い理由

船の底の色が赤い理由は何?塗料の亜酸化銅の重要性【初耳学】

3月13日に放送される「林先生が驚く 初耳学!」の中で、藤原竜也さんが船の底の色に関する問題を出され

記事を読む

こたつ 出す 時期

こたつを出す時期はいつが良い?寒さや体調・掃除を考えた早めの準備を

気温が下がって寒い時期になると、恋しくなってくるのがコタツです。しかし、こたつを出すタイミングという

記事を読む

加湿器 枕元

加湿器を枕元に置いても大丈夫?寝室での風邪予防に効果的な設置場所

風邪の予防に加湿器を使用する場合、やはり長時間過ごすことになる寝室に置いておく方が多いのではないでし

記事を読む

蚊 血液型 根拠

蚊が好む血液型の根拠となった論文とは?実験は日本でも行われていた

「蚊に一番刺されやすいのはO型」といった話を、一度くらいは耳にしたことがあるかと思います。この情報が

記事を読む

こたつ 消し忘れ

こたつの消し忘れを防止するには?事故防止と電気代節約に役立つ方法

冬の寒い時期を乗り越えるのに、心強い味方となってくれるのがこたつです。真冬には毎日入れっぱなしになる

記事を読む

加湿器 いつから いつまで

加湿器はいつからいつまで使うもの?時期や湿度の目安を知っておこう

寒くなって空気が乾燥してくると、加湿器が活躍する季節となります。加湿器は空気の乾燥を感じてから使って

記事を読む

加湿器 寒い

加湿器が寒いと感じる場合の対処法|体感温度を下げるタイプに要注意

冬になると部屋が乾燥するため、暖房と併用して加湿器を使用しているご家庭は多いことでしょう。しかし、せ

記事を読む

サイコロの一番出やすい目とその理由 & 5万円するサイコロ

4月22日に放送される「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」の中で、「サイコロの一番出やす

記事を読む

PAGE TOP ↑