カフェインはカフェオレにも含まれている?リラックス効果を活用しよう
眠気覚ましに飲む飲料といえば、代表的なのはコーヒーですよね。
とはいえ、ひとくちにコーヒーといってもいろいろと好みがありますし、なかでもカフェオレを特に好んで飲むという方もいることでしょう。
カフェイン含有量の観点から、カフェオレを飲む際の注意点と活用法について調べてみました。
カフェインはカフェオレでも摂れるのか?
カフェオレにカフェインは含まれている?
カフェオレの場合、カフェインレスと書かれていないのであれば、基本的にはカフェインが含まれています。
普通のコーヒーとは味や甘さに違いがあるものの、カフェオレにもコーヒー豆の成分が使われていますので、当然カフェインは入っているわけです。
ただ、ブラックコーヒーなどと比較すると、牛乳の成分が多い分、カフェイン含有量は少なめとなります。
とはいっても、カフェイン含有量はブラックよりも2~3割程度少ないだけなので、飲料全体で見るとそれなりに多い部類に入ります。
コーヒーよりも少ないからといって、あまり飲み過ぎないように気をつける必要があるでしょう。
また、子供や妊婦の場合、カフェイン摂取自体があまり好ましくないため、カフェオレを飲む際には注意が必要となります。
カフェオレとコーヒーの使い分け
カフェオレは、フランス語で「ミルク入りコーヒー」または「コーヒー&ミルク」を意味します。
その名前のとおり、濃いめのドリップコーヒーに対して1:1の割合になるように、牛乳を多く注いで作られます。
牛乳が加えられていることもあり、コーヒーに比べると胃への刺激が少なく、空腹時でも胃の荒れを心配せずに飲むことができるというメリットがあります。
普通のコーヒーでは刺激が強くて苦手な方や、空腹時にカフェインが摂りたい場合には、カフェオレのほうがおすすめです。
カフェオレにはリラックス効果がある?
あるアンケートによると、「休憩中に欠かせない飲み物は?」という質問に対して、30代・40代女性でもっとも回答が多かったのが「カフェオレ」だったそうです。
寝る前にはホットミルクを飲むとよく眠れるといわれるように、ミルクには緊張をほぐしてリラックスさせる効果があります。
コーヒーにミルクをくわえたカフェオレは、休憩中の飲み物として最適といえるでしょう。
また、牛乳や豆乳が含まれているカフェオレには、栄養面でもコーヒーとは異なる利点があります。
牛乳や豆乳には、カルシウムや鉄分・ビタミンB群などが含まれているため、コーヒーブレイクをしながらこれらの栄養素を摂取することができるのです。
特に、ダイエット中の方はこれらの栄養素が不足しがちとなるため、カフェオレを飲むことで精神を安定させてイライラを抑制する効果が期待できます。
カフェインによる覚醒作用よりも、栄養やリラックス効果を優先したい場合には、コーヒーよりもカフェオレを選ぶと良いでしょう。
カフェインの摂りすぎに注意!
カフェオレに含まれるカフェイン量は、コーヒーよりは少ないものの飲み物の中では比較的多い部類に入ります。
そのため、コーヒーと同じくカフェイン中毒にならないように摂取量には注意が必要となります。
カフェインは、1日に250mg以上摂取すると、睡眠の質が低下したり、眠れなくなったりすることがあります。
さらに、それ以上の量を摂取すると中毒症状を起こす可能性があり、以下のような症状が身体に表れる場合があります。
・落ち着きがなくなる
・不安感、焦燥感
・動悸
・頻尿
・瞳孔拡大
・顔面紅潮
・頭痛
・痙攣
くれぐれも飲みすぎに注意して、カフェインの過剰摂取にならないよう、適切な飲み方を心がけましょう。
コーヒー:100mlあたりおよそ60~70mg
カフェオレ:100mlあたりおよそ40~50mg
【カフェオレ飲料の摂取量目安】
成人:1日コップ3~4杯程度
妊婦:1日コップ1杯程度
子供:飲まないのが望ましい
まとめ
カフェオレは、カフェイン摂取の観点からいえば、飲み方や注意すべき点もほぼコーヒーと変わりません。
しかし、牛乳が含まれていることによって、コーヒーとはまた違ったメリットがあるため、上手く活用していきたいところです。
単純に味の好みで選んでも良いですが、それぞれの利点を知って使い分けることができれば、さらに高い効果を望むことができます。
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