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雛人形は大安に飾るのがベスト?2019年で縁起の良い日&地域差について

2024年10月30日大安

雛人形 大安

3月3日の桃の節句をお祝いするためには、まずは雛人形を準備する必要があります。

女の子の成長をお祝いする大事な行事ですから、雛人形を飾る際はなるべく縁起の良い日を選びたいものです。

縁起といえば六曜が有名ですが、とりあえず大安を選べばいいのか、他に良い日はないのか、悩んでいる方もいるでしょう。

雛人形を飾る日の考え方や、おすすめの日程について、ぜひこの機会に知っておきましょう。

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雛人形を飾る日と六曜の運勢

雛人形を飾る日と六曜の運勢

雛人形は大安吉日に飾るべき?

縁起を担ぐ方法としては、一番分かりやすいのが六曜による日取りです。

験担ぎ(げんかつぎ)の中では最もポピュラーであり、家族や親類にも理由を説明しやすいというメリットがあります。

六曜で縁起を担ぐのであれば、やはり大安の日を選ぶのが一番です。

大安は「何事も進んで行うのに良い日」とされており、六曜の中では最も運気の良い日取りとなります。

お祝い事をするにも差し支えがなく、大安の日を選ぶデメリットも特にないので、雛人形を飾る日としてはベターな選択肢といえるでしょう。

なお、大安にうまく都合がつけられない場合には、友引の日を選ぶのがおすすめです。

友引は、「友を引く」という字面から葬儀などは避けられますが、お祝い事の場合は「幸せのお裾分け」と逆に解釈することができます。

友引はお祝い事には良い日とされていますので、次点の候補日として覚えておくと良いでしょう。

それ以外の六曜の日については、下記を参考にしてみてください。

【先勝】
午前中は吉、午後は凶。
雛人形は午前中に飾るのが良い。

【先負】
午前中は凶、午後は吉。
雛人形は午後に飾るのが良い。

【赤口】
万事に用いない悪日、お祝い事は大凶。
正午のみ吉だが、他の吉日を選んだほうが無難。
(正午=11時~13時)

【仏滅】
万事に凶となる日。
お祝い事には不向きなうえ、気にする人も多いので避けたほうがよい。

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雛人形を飾るのに適した日(2019年)

次に、具体的な時期や日程について見ていきましょう。

一般的に雛人形を飾るのに適している時期は、立春~2月中旬までと言われています。

立春とは、節分の翌日のことをさし、2019年は2月4日が立春です。

雛人形は、遅くともひな祭りの一週間前までには準備しておきたいので、2月24日あたりが限度となります。

2月4日~2月24日の間で、六曜が大安の日は以下の通りです。

【大安吉日】
2月4日・2月9日・2月15日・2月21日

次点の候補日として、友引の日は以下の通りとなります。

【友引の日】
2月6日・2月12日・2月18日・2月24日

六曜で縁起の良い日を選びたい場合は、上記の日程の中からスケジュール調整を行うのが良いでしょう。

なお、雛人形の準備は遅くなればなるほど六曜の選択肢が少なくなっていくうえ、雛人形を飾っておける期間も短くなります。

早めに飾っておいて困ることはないので、なるべく日にちに余裕を持って準備を始めておきましょう。


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雨水の日に飾って良縁を願おう

雨水の日に飾って良縁を願おう

雛人形を飾る日取りとして、六曜以外で縁起を担ぐのに適している日があります。

それは、二十四節気の2番目にあたる「雨水(うすい)」です。

2019年では2月19日が雨水にあたります。

雨水とは、雪が雨に変わって雪解けが始まるとされている日です。

ちょうど草木が芽吹き始める時期でもあり、これから春に向かっていく節目とされるのがこの雨水です。

実は雨水には、この日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるという言い伝えがあります。

雨水は、漢字の構成や雪解けを意味するなど、命の源とされる"水"と深い関わりがあります。

水の神様というのは子宝や安産などを司っており、そこから転じて「良縁に恵まれる」といわれるようになったそうです。

「将来的に良い伴侶に巡り合ってほしい」という願いも込めて、雛人形を飾るのにはうってつけの日といえるでしょう。

なお、2019年2月19日の雨水の日は先負です。

縁起でいえば午前中は凶となるので、この日に雛人形を飾るなら午後にしておきましょう。


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雛人形を飾る日には地域差がある

ここまで雛人形を飾る時期について書いてきましたが、ここまでの解説はあくまでも一般的な目安に過ぎません。

実は、ひな祭りの開催時期は地域によってバラつきがあり、3月3日ではなく4月3日に祭りを行う地域が存在します。

ひな祭りの日程は3月3日ですが、これは正確には旧暦の3月3日のことを指しています。

旧暦の3月3日は、現在の4月のはじめ頃にあたるので、地域によってはこの旧暦の時期に合わせてひな祭りを行うわけです。

こういった風習は月遅れとも呼ばれ、七夕などでも使われることがあります。

こういった風習の地域はそれなりに存在するようで、ざっと調べてみただけでもこれだけ出てきます。

【4月にひな祭りがある地域】
長野県・埼玉県・山梨県・群馬県・岐阜県・静岡県・岡山県・鹿児島県

※県全体ではなく県内の一部地域に限る
※おそらく上記以外にもあると予想される

こういった地域の場合、雛人形を飾る時期についても、他の地域とは基準が異なる可能性があります。

私の実家も4月3日の地域なのですが、実家の親に確認してみたところ、4月3日にひな祭りを行う関係上、雛人形を出す目安は3月上旬~中旬ぐらいだといわれました。

また、3月3日にひな祭りを行う地域であっても、1月もしくは12月から雛人形を飾り始める地域もあるそうです。

雛人形をいつ飾ればいいかは地域によって異なるので、ご自分の地域のしきたりをよく確認しておいたほうがいいでしょう。

もし、実家でのひな祭りを予定している場合には、あらかじめご両親や祖父母に確認をとっておきましょう。


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まとめ

無理に六曜にこだわる必要はありませんが、雛人形を飾る日取りについては、きちんと家族で話し合っておくことが大切です。

みんなが納得できるスケジュールを立て、3月3日をみんなで楽しく過ごせるように心がけていきましょう。

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