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先勝は宝くじを買うのに向いているのか?縁起の相性と当選率の分析

先勝

先勝 宝くじ

宝くじを購入しに行く際、カレンダーを見て縁起が良い日かどうかチェックする人は多いと思います。

良く使われるのは大安ですが、先勝の日もそれなりに縁起の良い日だというのが一般的な認識でしょう。

ただ、本当に先勝は金運の良い日なのか、そして本当にちゃんと当たっているのかが気になりますよね。

先勝と宝くじの相性と、実際の当選データについて、ぜひこの機会に把握しておきましょう。

先勝と宝くじの相性について

先勝と宝くじの相性について

先勝は勝負事に向くとされる日

先勝(さきがち、せんしょう)は、「先んずれば即ち勝つ」という意味を持つ、六曜のひとつです。

六曜を運勢の良い順に並べた場合、

大安→友引→先勝→先負→赤口→仏滅

となり、先勝は上から3番目とされています。
(友引が下で先勝が2番という説もある)

また「急ぐことは良かれ」という意味もあり、即行動に移すことが吉となって、良い結果をもたらすといわれています。

「午前中が吉、午後が凶」という運勢は、この急ぐ=吉というところに由来しています。

そして、六曜の中では唯一「勝」という文字が入っていることから、受験・訴訟・賭け事などに向くとされています。

ようするに先勝は、勝ち負けがはっきり出る勝負事に適した日ということになります。

六曜は賭け事が発祥の占い

六曜はもともと中国で生まれた占いで、日本に伝わった後に少しづつ変化し、今の形で定着しました。

実は、この六曜が生まれるきっかけとなったのは、中国での賭け事だといわれています。

昔の中国人は、家庭内でも賭け事をしていたほど、部類のギャンブル好きだったそうです。

そんなギャンブラーの中国人が、賭け事に勝つための指標として、時間ごとの吉凶を占ったものが六曜でした。

つまり先勝だけでなく、本来は六曜全体が賭け事を対象にした運勢占いなのです。

六曜の「曜」は星を表す漢字であり、星はお金をイメージする言葉とされています。

それゆえ「どう動けばお金と縁があるか」を占い、指標として形にしたのがこの六曜だといわれています。

賭け事を中心に六曜を読み解くと、以下のようになります。

【賭け事における六曜の意味】

【大安】
大いに安し・休む
→何もしないで休むべき日

【友引】
昔の漢字だと「共引」
→共に引き分ける日・決着がつかない
時間:午前が吉・昼が凶・夕方が大吉

【先勝】
先んずれば即ち勝つ
→先に仕掛けたほうが勝つ・先手必勝
時間:午前が吉・午後が凶

【先負】
先んずれば即ち負ける
→先に仕掛けると負ける
時間:午前が凶・午後が吉

【赤口】
すべての勝負事に負ける
→勝負運は最悪
時間:正午は吉・それ以外は凶

【仏滅】
元は「虚亡」「空亡」=勝負なしの意味
→勝ちでも負けでもない日

意外なことに、大安・赤口・仏滅は我々が普段使っているものとは、少し違う意味になります。

この運勢の場合、大安はお休みとなり、友引は引き分けになることから、勝負運に関して縁起の良い日は先勝のみとなります。

ただ、時間によっても運勢は変動するので、先勝に宝くじを買う場合は午前中を狙うのが良いでしょう。


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宝くじ当選データから見る先勝

宝くじ当選データから見る先勝

次は、実際の当選データから六曜を分析してみましょう。

少し古いデータですが、高額当選者がくじを購入した日の六曜をまとめたデータがあります。

下記は、2006年9月~2009年までのtotoBIGで、1等6億円の当選者80人が実際にくじを購入した日をまとめたものです。

1.仏滅(16本)
2.赤口・友引(各15本)
3.大安・先勝(各12本)
4.先負(10本)

驚くべきことに、このデータでは仏滅や赤口が上位に来ており、大安や先勝は下から数えた方が早い位置にいます。

友引を除いて、一般的に縁起が良いとされている日は、思ったほど当たりが出ていません。

また、当たりの本数を見ればわかりますが、上位3つと下位3つでは当選確率に大きな差がついています。

宝くじの購入に限っては、大安や先勝といった吉日よりも、凶日である仏滅や赤口のほうが当選率は高いといえるでしょう。

なお、ぶっちぎりの最下位になっている先負ですが、「負」という文字が入っているせいか、「勝負事やギャンブルは負ける」というジンクスがあります。

吉日や凶日といったくくりがほぼ意味をなしていないにも関わらず、不思議とそのジンクスだけはなぜか占い通りとなっています。


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何を信じるかは自分で決めよう

ここまで、六曜の運勢と当選データについて解説してきました。

たとえ六曜では縁起が良い日でも、実際の当選率は低かったりして、現実は占いどおりにはいかないということが分かります。

ただ、そもそも宝くじは1等の確率分母が大きいため、当選率の差もただの確率の偏りに過ぎないかもしれません。

それに、六曜を一切気にせず買う人のほうが世の中には多いので、そういった人達のデータが含まれていないことも考慮する必要があります。

この統計をどう解釈するかは自由なので、最終的にあなたが信頼できると思うものを選択するのがいいでしょう。

なお、六曜だけにこだわる必要はないので、まったく別の自分なりのジンクスを探してみるのも一興です。

自分にとって意味のある日、大切な人との記念日、何となく思い立ったタイミングなど、自分がいけそうだと思うなら何でも験担ぎとして使うことができます。

縁起の担ぎ方は千差万別なので、あなたが信じられるものをぜひ見つけてみてください。


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まとめ

先勝は、六曜の中では勝負事との関連が強く、宝くじとの相性自体は悪くないと思います。

ただ、これが実戦データになると意外なほど当たっていないため、六曜とデータのどちらを信じるかは人によって違ってくるでしょう。

無理に六曜だけで選ぶ必要はないので、もっと視野を広げて、自分にとっての縁起の担ぎ方を探してみてください。