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仏滅にお宮参りに行っても大丈夫?運勢はどの程度重視すればいいのか

2024年10月30日仏滅

仏滅 お宮参り

赤ちゃんが生まれて生後1ヶ月になる頃には、お宮参りに足を運ぶかと思います。

可愛い我が子のためにも、お宮参りの日取りはなるべく縁起の良い日を選んでおきたいですよね。

しかし、スケジュールの都合上、どうしても仏滅の日に行かなければならないこともあるでしょう。

仏滅の日にお宮参りに行っても大丈夫なのか、六曜との関係について詳しく見ていきましょう。

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仏滅の日のお宮参りについて

仏滅の日のお宮参りについて

仏滅のお宮参りは縁起が悪いの?

結論から言いますと、仏滅の日にお宮参りに行っても縁起が悪いなんてことはありません。

お宮参りは、神様に子供の成長を報告するおめでたい行事であり、いわゆるお祝い事にあたります。

仏滅は、六曜の中では一番運勢が悪く、お祝い事は避けるべきだともいわれているので、一見すると不吉なように思えてしまいます。

しかし、厳密な話をすれば、六曜の運勢は神社仏閣には何の影響も及ぼさないのです。

六曜はもともと中国発祥の占いであり、14世紀頃の鎌倉時代に日本に伝来したのが始まりだといわれています。

本来の六曜は「賭け事に対する吉凶」を占ったものであり、それが時代の流れとともに適用範囲が拡大して、いつしか一般の行事にも用いられるようになりました。

しかし、占いのベースが中国文化であることから、六曜の吉凶には宗教色が一切含まれておらず、神道や仏教とは何の関係もないのです。

このことについては、神職の方も無関係である旨を述べています。

神社の祭事を六曜の良し悪しで決める方がいらっしゃいます。
もちろん考えはそれぞれですので否定はしませんが、一般的に神社(参拝および祭事など)と六曜は何ら関係ありません。
仏滅だからお参りに向かない、お祭りを控えるというのは必要ありません。

出典:大野湊神社

そもそもな話、日本の宗教は六曜よりもはるかに歴史が古く、神様や仏様が後世に出てきた占いに影響されるということ自体がおかしな話です。

六曜の運勢が神社やお寺の行事に影響することは一切ないので、仏滅にお宮参りに行ったとしてもまったく問題はありません。


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家族や親類との折り合い

ただ、いくら無関係とはいっても六曜の影響力は現在でも根強く、家族ぐるみの行事では無視しにくいのも事実です。

特に、年配の方は六曜を気にされる方が多いので、「仏滅の日に行く」ということに拒否感をもたれる可能性も考えなくてはいけません。

もしスケジュール調整が可能であれば、できる限りは六曜の吉日を選ぶようにした方が無難といえます。

どうしても凶日にしか行けない場合にだけ、六曜が宗教と無関係であることを伝えて理解してもらえるようにつとめましょう。

どの六曜を選べば良いかについては、下記に一般的な六曜の運勢をまとめてみましたので、参考にしてください。

【六曜の運勢について】

【大安】
万事に良いとされる日。
運気の悪い時間帯などもなく、一日中良い運勢が続く。
六曜の中ではもっとも無難な選択肢。

【友引】
大安に次いで運勢の良い日。
葬式だけはNGだが、お祝い事は良いとされる。
午前が吉、昼が凶、夕方が大吉。
(昼:11時~13時)

【先勝】
早く事を行うのが良いとされる日。
勝負事は先手必勝が良い。
午前が吉、午後が凶。

【先負】
何事も急がないほうが良い日。
勝負事はじっくり待つのが良い。
午前が凶、午後が吉。

【赤口】
陰陽道における大凶の日。
お祝い事に不向きなうえ、事故や怪我に注意が必要だといわれている。
昼が吉、それ以外は凶。
(昼:11時~13時)

【仏滅】
万事に凶とされる日。
終日ずっと凶の運勢が続く。
気にする人も多いため、なるべく避けたほうが無難。

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日取りは母子の健康を第一に

日取りは母子の健康を第一に

日柄や運勢にこだわるのも良いですが、お宮参りで最も優先すべきは、母子ともに何事もなくお宮参りを終えることです。

体調が悪い状態で無理をしたり、吉日に行くためにスケジュールを強行するのはおすすめできません。

お宮参りの日取りは、母子の負担がなるべく少なくなる日を選んでいきましょう。

なるべく人手の多い日を選ぼう

生後1ヶ月前後の子供を抱えて動くのは、何かと労力がかかります。

一緒に行ってくれる人が少ない場合、何か起こった時に助けを借りられず、母親に負担が集中してしまう恐れがあります。

いざという時に手伝ってくれる人は多い方が心強いので、なるべく同伴者が多い日を選んだほうが良いでしょう。

気温や天候にも気を配ること

悪天候の日にお宮参りに行くと、傘をささなければいけなかったり、足元が悪かったりして、予想以上に疲れてしまう可能性があります。

また、季節によっては猛暑日や真冬日など、赤ちゃんの体調に悪影響を及ぼす日もあるので、そうした日もなるべく避けたいところです。

日程を決める際は天気予報を確認して、天候や気温がなるべく安定している日を選ぶようにしましょう。


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時期をずらすことも考慮しよう

一般的にお宮参りに行く時期は、男の子は生後31日目、女の子は32日目とされています。

昔はこの日数にこだわっていたそうですが、現在はそこまで厳密ではなく、赤ちゃんの体調を第一に考えることが重要だといわれています。

必ずしも時期を厳守する必要はないので、行くのが無理そうな場合には、お宮参りの時期をずらすことも視野に入れましょう。

とくに、体調に問題がある場合は無理をするべきではなく、母子の健康を第一に考えることが大切です。

真夏の猛暑の時期や、インフルエンザの流行時期などは、赤ちゃんに何かあっては困るので、決して無理はしないようにしてください。

時期をずらす際の注意点

お宮参りの時期をずらす際には、次のようなデメリットがあることを覚えておきましょう。

<衣装のサイズに注意が必要>

子供の成長は非常に早いため、少し時期がずれただけでも、使う予定だったお宮参りの衣装が入らなくなることがあります。

当日になって使えないでは困るので、時期をずらした場合には、衣装が使えるかどうかを確認しておくことが大切です。

<写真の顔が変わることに注意>

赤ちゃんの場合、1か月成長するだけでだいぶ顔つきが変わります。

生後1ヶ月頃の姿を写真に残したい場合には、お宮参りと写真撮影を別にして、あらかじめ撮影を済ませておいた方が良いでしょう。


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まとめ

仏滅は一般的にお祝い事に向かないとされていますが、厳密にいえば六曜と神社仏閣には何の関係もありません。

とはいえ、六曜で凶日を避ける習慣は今も根強く残っているので、可能な限りは吉日を選んでおいたほうが良いでしょう。

また、お宮参りの日程を決める際には、赤ちゃんや母親の体調も十分に考慮する必要があります。

母子ともに無事にお宮参りを終えられるように、無理のないスケジュールを心がけていきましょう。

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