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卵かけご飯のカロリーと良い点・悪い点、ダイエット効果はあるのか?

2022年9月2日食べ物・飲み物

卵かけご飯のカロリーと良い点・悪い点

簡単で美味しい「卵かけご飯」、誰でも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?

私も大好物で、これを食べている時は「日本人で良かったなぁ」とつくづく思います。

ところで、この「卵かけご飯」、健康面から考えると、果たして良い食べ物なのでしょうか?

今回は「卵かけご飯」が身体に与える影響について、詳しく見ていきたいと思います。

大人気の卵かけご飯

シンプルなのに美味しい卵かけご飯ですが、最近は「TKG」なる略語が出るなど、若い人にも根強い人気を誇っている模様です。

ついには、家庭の簡単料理の枠を飛び出し、外食として「卵かけご飯専門店」ができるほどの人気っぷり。

さらに、卵かけご飯専用醤油が発売されるなど、着々と、日本料理としての地位を確立しつつあると言っていいでしょう。

また、卵と醤油だけというシンプルさに加え、アレンジが加えやすいというのも魅力のひとつ。

アレンジレシピもとても豊富で、単純さと奥深さを併せ持つ料理と言えます。

卵を生のまま食べる文化は日本独自のものであり、外国では忌避されるので、日本以外では食べられません。

海外の卵でやったら、腹を壊すこと必至なので、気をつけましょう。


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卵かけご飯のカロリー、ダイエット効果

さて、そんな卵かけご飯ですが、ヘルシーなのか高カロリーなのか、いまいち分かりづらいですよね。

ご飯一杯のカロリーはどのくらいかというと、茶碗一杯のご飯(228g)で、およそ356kcalです。

これは、一食分のカロリーとしては少ないほうなのですが、だからと言って、ヘルシーな料理かと言われると微妙です。

その理由としては、卵かけご飯一杯のうち、卵が91kcal、ご飯が252kcal、醤油が13kcalであり、ご飯のカロリーが突出して多いのです。

つまり、総カロリーはご飯の量によって簡単に増減するため、ご飯が少なめなら低カロリー、ご飯が多いなら高カロリー料理になるということです。

卵かけご飯が低カロリーだと思って食べていても、ご飯の量が多いなら、何の意味もないということですね。

無論、アレンジで納豆やごま油を入れたりすると、カロリーはさらに上がることになります。

しかも、卵かけご飯はかきこむように食べることができるため、量が少ないと「物足りない」と感じてしまいがちです。

ダイエット食材としては、あまり向いていないと言えるでしょう。


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卵かけご飯の良い点・悪い点

卵かけご飯の良い点・悪い点

次は、いろいろな面から、卵かけご飯の良い部分と悪い部分を分析してみましょう。

良い点

良質なたんぱく質+栄養素を摂取できる

たんぱく質やいくつかの栄養素は熱で変質する性質を持っているので、生で食べる卵かけご飯なら、良質なまま摂ることができます。

血流・血圧の正常化

生卵には多くのアンチオキシダント(抗酸化成分)や良質のたんぱく質が含まれており、血流や血圧を正常化する働きがあります。

免疫力アップ

生卵にはグルタミンが含まれており、乳酸菌以外では数少ない免疫力アップの効果があります。

悪玉コレステロールを下げる

卵黄に含まれているレシチンや、卵白に含まれているオレイン酸やシスチンには、血液中の悪玉コレステロールを下げる働きがあります。

悪い点

衛生状態に注意

卵を生で食べて、サルモネラ属菌が原因と思われる食中毒により、下痢症状をおこした人がいます。

卵の殻に鶏の糞や土が付着していないか、よく確認しましょう。

ビオチン欠乏に注意

生卵は大量に食べると、ビタミンB群の一種のビオチンが吸収されなくなります。

これは、卵白に含まれているアビジンが胃の中でビオチンと結合、吸収されずに排出されてしまうためです。

ビオチンが不足すると、肌荒れや筋肉の痙攣を引き起こします。

1日1個程度の生卵ではビオチン不足はまず発生しませんが、大量に食べるのはやめておいたほうがいいでしょう。


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まとめ

ダイエットに向かない点をのぞけば、卵かけご飯はおおむね健康に良い食品と言えそうです。

しかし、油断は禁物。

おいしいからと言って食べ過ぎると、思わぬ健康被害が出る可能性があります。

過ぎたるは及ばざるが如し、食べすぎはやめておきましょう。

また、生で食べるものなので、衛生状態にも注意が必要です。

賞味期限や殻の状態には十分に注意しましょう。

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