本サイトにはプロモーションが含まれています

オロナミンCのカフェインは眠気覚ましになる?長所と使い所を知ろう

オロナミンC

オロナミンC カフェイン 眠気

「元気ハツラツ!」のキャッチフレーズでおなじみのオロナミンC

スッキリしていて飲みやすいですし、炭酸のシュワシュワや味が好きで愛飲している方は多いと思います。

このタイプのドリンクは眠気覚ましに使われることも多いですが、オロナミンCは他のドリンク類と比較してどのぐらいカフェイン効果が期待できるのでしょうか?

オロナミンCのカフェイン量や成分から、その効果と活用の仕方について見ていきたいと思います。

オロナミンCのカフェイン量について

オロナミンCは眠気覚ましになるのか?

眠くてたまらない時やもっと頑張りたい時などには、コーヒーや栄養ドリンク・エナジードリンクを飲むことがよく推奨されます。

これはカフェインによる覚醒作用を期待してのことですが、オロナミンCにも同様の効果を期待して飲む方は多いことでしょう。

確かにオロナミンCにもカフェインは入っているのですが、製品ラベルを見てみると原材料名にカフェインの表記はあれど、実は含有量についての記載はなかったりします。

含有量が書かれていない理由はよく分かりませんが、調べてみたところオロナミンCのカフェイン含有量はおよそ18mg(120ml)ということでした。

他の飲料と比較するため、100mlあたりに換算したカフェイン量について下記にまとめました。

【カフェイン含有量(100mlあたり)】

玉露:120mg
ドリップコーヒー:90mg
リポビタンD:50mg
インスタントコーヒー:45mg
モンスターエナジー:36mg
レッドブル:30mg
紅茶・緑茶:20mg
オロナミンC:15mg
コーラ:8mg

カフェインの含有量でいえば、オロナミンCは他の飲料に比べてもかなり少ないといえます。

お茶1杯分に満たない量のカフェインしか含まれていないため、眠気を覚ます効果はそれほど期待できないといっていいでしょう。

覚醒作用を期待するならば、コーヒーやエナジードリンク・栄養ドリンクを選んだほうが、より高い眠気覚まし効果が得られると思います。

オロナミンCはもともと、ビタミン類を中心とした栄養素が多めに配合されたドリンクなので、目覚まし効果よりもビタミン類の補給のために使用したほうが理に適っているといえます。

カフェイン摂取に特化した飲料は他にたくさんあるため、オロナミンCの眠気覚まし効果はおまけ程度に考えておいたほうが良いでしょう。

オロナミンCの飲みすぎはよくない?一日何本まで?過剰摂取のリスクとは


スポンサーリンク

オロナミンCはビタミン類の補給に向く

オロナミンCはビタミン類の補給に向く

オロナミンCは、人間の身体に必要な5大栄養素のひとつであるビタミン類をスムーズに取り込めるように設計された商品です。

配合されている成分のうち、他の飲料よりも多めに含まれていて、効率的に摂ることが可能なのが次の4つの栄養素です。

ナイアシン
ビタミンB2
ビタミンB6
ビタミンC

オロナミンCを飲む場合には、食生活の偏りなどによって不足しがちな、これらの栄養素を補うために用いるのがもっとも合理的な使い方といえるでしょう。

各種ビタミンの特徴と摂取時の注意点

ナイアシン

配合量:12mg
1日の摂取目安量:12~15mg

ナイアシンはビタミンB類の仲間であり、糖質・脂質・タンパク質からエネルギーを生成する際に不可欠となる栄養素です。

不足した場合、消化不良を起こしたり食欲がなくなったりするほか、「ペラグラ」という欠乏症を引き起こすことがあります。

また、体内でアルコールを分解する際にはナイアシンが必須となるため、不足している場合にはアルコールの分解が遅くなると言われています。

オロナミンCには、1本で1日に必要なナイアシンが含まれていますので、食生活で足りない場合の補助として用いることができます。

ただし、ナイアシンは1日100mg以上摂取すると過剰摂取の症状を引き起こすことがあるので、サプリなどを飲んでいる場合には摂りすぎにならないように注意してください。

ビタミンB2

配合量:2.4mg
1日の摂取目安量:1.1mg

ビタミンB2は、脂肪を燃焼させるなどの代謝を助ける働きがあるほか、粘膜や皮膚の健康を維持するために必要となる栄養素です。

不足した場合、口角炎や口内炎ができやすくなるほか、皮膚や粘膜の荒れを引き起こすことがあります。

ビタミンB2は、多めに配合されている栄養ドリンク等がたくさんあるので、オロナミンCの配合量が特別多いというわけではありません。

ただ、医薬部外品などを除いた一般の清涼飲料水の中ではトップクラスの配合量を誇ります。


スポンサーリンク

ビタミンB6

配合量:4.9mg
1日の摂取目安量:1.2mg

ビタミンB6は、主に神経物質の伝達や肌の健康維持・皮膚の再生促進などの働きをします。

不足すると、貧血やてんかんの発作、皮膚炎などを引き起こすことがあります。

オロナミンCの配合量は1日の摂取目安量を大きく上回っていますが、ビタミンB6の1日の摂取上限は50~60mgなので、相当な本数を飲まない限りは過剰摂取にまでは至りません。

ただ、サプリなどを飲んでいる方は過剰摂取となる可能性があるので、くれぐれも飲みすぎには注意してください。

ビタミンC

配合量:220mg
1日の摂取目安量:100~400mg

ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康を維持するために必要なほか、ストレスを受けた際に大量に消費されるという特徴があります。

これは、ストレスに対抗するための抗ストレスホルモンの材料としてビタミンCが使われるためです。

人間の体は、ストレスに備えるために普段からビタミンCを溜め込むようになっているため、ストレスの多い環境にいる場合には、定期的にビタミンCを取っておかないと打たれ弱くなってしまいます。

オロナミンCはその名前の通り、他のドリンク類に比べてビタミンCの配合量が多めに作られていますので、補給で飲むのにはうってつけといえます。

オロナミンCの効果と健康への影響とは?効き目とデメリットを知ろう


スポンサーリンク

まとめ

眠気覚ましといえば、コーヒーやエナジードリンクが主流ですが、似たような立ち位置のオロナミンCにはそれほどカフェインは含まれていません。

カフェインの効果はおまけ程度に考え、リフレッシュを兼ねて手軽にビタミンを補給できる手段として用いたほうが効率的といえるでしょう。

ここぞという時の飲み物の選択肢は多いですが、ビタミンの補給という観点においてはオロナミンCは優秀な部類に入るので、ぜひその長所を生かしていきましょう。

【関連記事】


オロナミンCのカロリーと糖質は?制限中に飲む場合の注意点について

オロナミンCを冷凍庫で凍らせると危険?風味や食感はどう変化する?

オロナミンCとロイヤルポリスの違いとは?味・値段・成分の差について

オロナミンC+生卵+牛乳「オロナミンセーキ」のレシピ&味について