寝る前にアイスボックスを食べると太る?睡眠に及ぼす影響について
真夏の暑い時期になると食べたくなるのが、森永製菓のアイスボックス(ICEBOX)。
代表的な氷菓のひとつであり、暑い夏の時期には非常によく売れることでも知られています。
熱帯夜や風呂上がりなどにはつい食べたくなるアイスボックスですが、夜寝る前に食べた場合に睡眠に影響があるのか気になりますよね。
寝る前にアイスボックスを食べた際に、身体にどんな影響があるのか、詳しく解説していきます。
寝る前のアイスボックスは睡眠に影響する?
身体が冷えて睡眠の質が低下する
寝る前にアイスボックスを食べることで、身体が冷えてしまい、結果として睡眠の質が低下することがあります。
氷ということもあって他のアイスよりも冷たいですし、特に夜に摂取すると体温が下がりやすくなります。
身体が冷えると自律神経のバランスが乱れ、リラックスしにくくなり、深い眠りに入りにくくなるのです。
また、冷えた状態で就寝すると血流が悪くなり、内臓が十分に休まらずに働き続けることになります。
これが原因で、朝起きたときに疲れが取れていないと感じることも少なくありません。
美味しくて魅力的なアイスボックスですが、睡眠を妨げる可能性がある点は覚えておきたいところです。
血糖値の上昇にも注意
多少の糖分が含まれている影響で、寝る前に食べると血糖値が上昇する恐れがあります。
急激な血糖値の変動は体にストレスを与え、睡眠の質を悪化させることもあります。
ただ、アイスボックスはかなり低糖質なこともあり、他のアイスと比較すると血糖値の上昇は少な目です。
何も食べないのが最良ではありますが、多少は睡眠に影響を及ぼすことを覚えておきましょう。
疲れを取るためにぐっすり寝たい場合は、なるべく日中に食べることをおすすめします。
下痢になる可能性がある
寝る前にアイスボックスを食べると、下痢になる可能性があります。
氷菓子だけあってアイスよりも冷たいので、胃腸に与える影響は大きいです。
特に、冷たいものに敏感な方や、もともと胃腸が弱い方は消化器官にストレスを与え、下痢や腹痛を引き起こすことがあります。
これにより、翌日の体調に影響が出ることも考えられます。
お腹の冷えを防止するには、食べるときに温かい飲み物と一緒に摂ることで、冷えの影響を和らげることができます。
寝る前の何時間前までに食べるべきか
寝る前に氷菓を食べる場合、消化のための時間を確保することが大切です。
理想的には、就寝の2〜3時間前までに食べ終えるようにしましょう。
これは、食べ物が胃から腸に移動し、消化が落ち着くまでに少なくとも2時間程度かかるためです。
寝る直前に食事をすると、消化器官が活発に働き続け、内臓が十分に休めなくなります。
その結果、睡眠の質が低下し、翌日に疲れを感じやすくなります。
また、寝る直前の食事は、脂肪の蓄積を促すビーマルワン(BMAL1)というたんぱく質の分泌が活発になる夜間のリズムとも関係があります。
特に夜22時以降は脂肪が蓄えられやすい時間帯とされているため、深夜はなるべく食べるのを避けたほうが良いでしょう。
どうしても食べたい場合は、食後に温かいお茶や白湯を飲むなどして、消化をサポートしておくのがおすすめです。
こうした対応で、消化器官への負担を減らし、質の良い睡眠を保つことができるでしょう。
寝る前にアイスボックスを食べると太る?
アイスボックスは太る?
アイスボックスは他のアイスクリームに比べてカロリーや糖質が非常に低いため、太りにくいとされています。
1個あたり15kcalと非常に低カロリーで、糖質も3.7g程度しか含まれていません。
このため、アイスボックスはダイエット中のスイーツとしても人気があります。
普通のアイスクリームのように乳脂肪や多量の砂糖が入っていないため、脂肪の蓄積を心配する必要が少ないのです。
しかし、注意すべき点もあります。
いくら低カロリーとはいえ、アイスボックスを大量に食べると体が冷え、代謝が低下することがあります。
代謝が落ちるとカロリー消費が減り、結果的に体重が増加するリスクも考えられます。
また、冷えによって内臓機能が低下し、脂肪を蓄えやすくなる可能性もあります。
ですから、アイスボックスを食べる際には適量を守り、温かい飲み物と一緒に摂取するなどの工夫をすることが大切です。
アイスボックスは、適度な量であれば太る心配は少ないと言えます。
食べ過ぎに注意し、バランスの良い食生活の一部として楽しむのが理想的です。
アイスボックスは体に悪いのか?
アイスボックスは一般的なアイスクリームに比べて脂質や糖質が少なく、比較的ヘルシーな選択肢と言えます。
しかし、体に悪い影響が全くないわけではありません。
まず、アイスボックスは冷たい食品であるため、体を冷やしてしまう可能性があります。
体が冷えると自律神経のバランスが乱れ、消化不良や代謝の低下を引き起こすことがあります。
特に冷え性の方や胃腸が弱い方には、注意が必要です。
また、アイスボックスに含まれる添加物にも注意が必要です。
多くの市販の冷菓には、保存料や人工甘味料などが含まれていることがあり、これらの成分が過剰に摂取されると体に負担がかかることがあります。
さらに、低カロリーとはいえ、寝る前に大量に食べると血糖値の急上昇を招く可能性があり、その結果として体重増加や健康への悪影響が懸念されます。
アイスボックスは適度に楽しむ分には特に問題ありませんが、体を冷やさないように工夫し、過剰摂取を避けることが重要です。
温かい飲み物と合わせて楽しむなど、体の負担を軽減する工夫をすることで、健康的にアイスボックスを楽しむことができます。
まとめ:寝る前のアイスボックスは睡眠への悪影響に注意
記事のポイントをまとめます。
- 寝る前にアイスボックスを食べると身体が冷えて睡眠の質が低下する可能性がある
- 冷えにより自律神経が乱れ、深い眠りに入りにくくなる
- 寝る前にアイスボックスを食べる場合は2〜3時間前までに済ませるのが良い
- 温かい飲み物と一緒に摂取することで冷えの影響を和らげることができる
- アイスボックスには多くの砂糖が含まれており、血糖値が急激に上昇する恐れがある
- 血糖値の急上昇によりインスリンが分泌され、体重増加の原因となる可能性がある
- 寝る直前のアイス摂取は体にストレスを与え、睡眠の質が悪化することがある
- 血糖値の急上昇を防ぐため、アイスは日中や夕方に楽しむのが理想的
- アイスボックスはカロリーが低く、太りにくいアイスとされている
- 低カロリーでも大量に食べると体が冷え、代謝が低下し体重が増えるリスクがある
- アイスボックスは冷たい食品のため、体を冷やして自律神経に影響を与えることがある
- 添加物が含まれている場合があり、過剰摂取は体に負担がかかる可能性がある
- 寝る前にアイスボックスを大量に食べると、血糖値の急上昇を招く可能性がある
- 冷えた状態で就寝すると内臓が休まらず、翌日に疲れが残ることがある
- 寝る前にアイスを食べると下痢や消化不良を引き起こすリスクがある
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