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仏滅や赤口に初詣に行くのは縁起が悪い?神社参拝と六曜について

2024年11月29日仏滅,赤口

仏滅 赤口 初詣

新しい年が始まって、最初の大きなイベントといえば初詣でしょう。

いつ参拝に行くかは人それぞれですが、カレンダーに書かれている六曜を見て決める方もいると思います。

しかし、行く予定の日が仏滅赤口といった縁起の良くない日だった場合、日付をずらすべきか迷ってしまいますよね。

仏滅や赤口の日は初詣に向いているのか、ぜひこの機会に知っておきましょう。

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仏滅・赤口と初詣の関係

仏滅・赤口と初詣の関係

仏滅と赤口は、六曜の中でも特に縁起が悪い日とされています。
(六曜の中で仏滅が最下位、赤口が下から2番目とされることが多い)

そのため、これらの日に初詣に行くのは縁起が悪いと思われがちですが、実際のところ全く気にする必要はありません。

なぜかというと、六曜と神社の間には何の関係もないからです。

神様は占いの影響を受けない

これは六曜以外にもいえることですが、神様は占いの影響を一切受けません。

神様がおられるのは神界と呼ばれる世界であり、我々が住む人間界よりも高次元に位置しています。

六曜などに代表される人間が作った占いというのは、あくまでも人間界においての運勢に過ぎません。

たとえ人間界で運勢が悪い日であっても、神界におられる神様にとっては無意味な話でしかないのです。

なので、仏滅であってもご利益は減ったりしませんし、逆に大安であってもご利益が増えるなんてことはありません。

六曜だけでなく、神社と占いを絡めること自体がナンセンスな話なのです。

なお、これは仏教も同じであり、仏様が住んでおられるのは仏界であるため、お寺の行事にも占いは一切影響しません。


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六曜と神道はもともと関係がない

六曜のルーツは中国にあり、元々は賭け事や勝負事の吉凶を占うためのものでした。

それが14世紀頃に日本に伝わり、時代によって形を変化させながら今の六曜として日本に定着したといわれています。

それに対し、日本に古来より存在する神道縄文時代~弥生時代あたり(紀元前3~4世紀頃)が始まりとされています。

伝来した時代を見ても分かる通り、六曜は神道よりも遥かに後に入ってきたものなのです。

神道からすれば、六曜は「後から入ってきた異国の占い」に過ぎず、これで運勢を決められるのはおかしな話といえます。

こういった背景からも、六曜と神社(神道)を結びつけることは無意味なのです。

六曜は仏教とも無関係

ちなみにですが、仏教と六曜の間にもまったく関連性はありません。

「仏滅」という言葉から誤解される方が多いのですが、仏はただの当て字であり仏教用語でも何でもありません。
(以前は「物滅」という表記だったのが、いつの間にか当て字で仏に変わっただけ)

日本に伝わった時期も仏教の方がはるかに早く(仏教の伝来は紀元前5世紀ごろ)、そもそもお釈迦様は占いを禁じています。

これらの理由から、神社と同様にお寺に行く際も六曜を気にする必要は一切ありません。

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初詣に行く日はどう決める?

初詣に行く日はどう決める?

神社参拝の日を決める際、六曜は無関係であることがわかっていただけたかと思います。

では、参拝に行く日というのは、何で判断するのが良いのでしょうか?

参拝日は心に従うのが吉

神社への参拝は、思い立ったその日に行くのが良いといわれています。

神社に行きたいという感情が湧くのは、いわば「神様からお誘いがあった」ということ。

暦や占いで決めるのは人間側の都合でしかありませんが、参拝したい気持ちが湧いた時に行動するのは、それすなわち「神様とのご縁」なのです。

「思い立ったが吉日」という言葉の通り、自分の心に素直に従えば、それが自然と良い日を選ぶことにつながるでしょう。

神社を参拝される日に良い日も悪い日もございません。

神社を参拝しようと思われた日が神様とのご縁の日と考えられ、思い立ったが吉日とその日にお参りになられるのが肝要です。

出典:京都大神宮のブログ

ちなみに、初詣の場合は「三が日に行くのが良い」「15日までに行くべき」などといわれることが多いですが、これらを無理に守る必要はありません。

初詣というのは「年明け最初の参拝」のことを指すため、15日以降やたとえ2月であっても問題はないのです。

なかなか行けないからといって焦らなくてもよいので、無理せず柔軟に日程を決めていきましょう。

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まとめ

六曜に限らず、人間が作った占いはあくまでも人間の物差しで運勢を測っているに過ぎません。

そのため、人知を超越した存在である神様にはまったく関係のない話であり、その影響を気にする必要性はまったくないのです。

深く考えずとも、行きたいと思った時に行くことが神様とのご縁になるので、そういった巡り合わせを大切にしていきましょう。

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