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サーキュレーターは扇風機で代用可能?その逆は?目的&電気代の比較

公開日: : 最終更新日:2020/02/06 知識・お役立ち

サーキュレーター 扇風機 代わり

扇風機と良く似た電化製品としてサーキュレーターがあります。

形状も良く似ていますし、風を生み出すという点は同じなので、「代わりとして使用できないかな?」といった疑問を持つ方もいることでしょう。

果たして代用することは可能なのか、それぞれの目的から代用の可否について見ていきましょう。

サーキュレーター&扇風機は代用できる?

サーキュレーター&扇風機は代用できる?

そもそも両者は何が違うのか?

扇風機とサーキュレーターはいったい何が違うのかというと、使用する目的が異なります。

まず扇風機ですが、こちらは直接人に風を当てて涼をとることを目的としています。

それに対してサーキュレーターは、人に当てることは想定しておらず、空気を循環させることを目的としています。

使用目的がまったく違うため、それぞれが生み出す風は性質そのものが異なります。

【扇風機の風】

★人に当てることが目的
・広範囲に風を送る
・遠くまで届かない
・心地の良い風量

【サーキュレーターの風】

★空気の循環が目的
・範囲は狭いが遠くまで届く
・直進する力が強い
・風が強力なので人に当てるのは不向き


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サーキュレーターで扇風機の代わり

まず、扇風機の役割を、サーキュレーターで行うとどうなるのでしょうか?

サーキュレーターの風は強力で直進性が高いため、人間に当てたとしても強すぎて不快に感じてしまいます。

扇風機と違って風の範囲が狭いため、加減されていない強風を狭い範囲に集中的にぶつけられるわけです。

「風が強いなら、その分涼しいのでは?」と思うかもしれませんが、実はサーキュレーターの風は扇風機に比べるとあまり涼しくありません。

扇風機は人に当てることが前提なので、風が熱を持ちにくいような構造になっています。

しかし、サーキュレーターは強力な風を生み出すという構造上、モーターが熱くなりやすいため、どこか生ぬるい風となってしまうのです。

工事現場などでたまにサーキュレーターが置いてありますが、風の循環のおかげで空間的に熱くはないものの、風自体が涼しいわけではないのです。

また、サーキュレーターは扇風機に比べると、音がうるさいという欠点もあります。

扇風機でサーキュレーターの代わり

では逆に、サーキュレーターの役割である「空気の循環」を、扇風機で行うとどうなるでしょうか?

この場合、代用はできなくはないですが、単純に効果が落ちてしまいます

扇風機は、サーキュレーターに比べて風が遠くまで届きにくいので、強く風を押し出す力が不足しています。

くわえて、風が広範囲に広がってしまうために、壁などにぶつかった時に散ってしまいやすく、うまく空気を循環させることができないのです。

首振りをOFFにして風速を「強」にすれば、そこそこの役割は果たすものの、やはりサーキュレーターほどの効果は発揮できません。

とはいえ、狭い部屋の中で使う場合や、エアコンの冷風を広げるために使用するのであれば、一応それなりの効果は見込めます。

状況が限定されるものの、サーキュレーターの代わりとして使える場面もなくはないというわけです。

風を遠距離まで届かせる必要があったり、廊下などで使う場合には、おとなしく専用のサーキュレーターを用意するのが無難です。

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消費電力に違いはあるのか?

扇風機とサーキュレーターの消費電力ですが、両者にそれほど違いはありません

大型のものやハイパワーなサーキュレーターだと、扇風機よりも若干電力消費が多くなることもありますが、それでも1時間当たりの電気代の差は0.3~1円程度しかありません。

エアコンの消費電力などと比較すると、誤差の範囲といっていいでしょう。

電気代にほとんど差がないことを考えると、効果を著しく低下させてまで代用させるメリットはほとんどないといえます。

やはり、それぞれの長所を生かせる方法で使うのが一番効率的なのです。

まとめ

サーキュレーターで扇風機の代用:×
扇風機でサーキュレーターの代用:△


場合によっては代用できなくもありませんが、あまりおすすめできないのが正直なところです。

最近では、どちらもそれなりにリーズナブルな価格で購入できるので、無理に代用するよりも1台ずつ用意したほうが使い分けができて便利といえるでしょう。

家電製品であっても、やはり「餅は餅屋」ということですね。

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