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ポカリスエットで貧血・低血圧の症状を緩和できる?応急処置としての用途

ポカリスエット

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外出している時などに、急なめまいや立ちくらみに襲われると、非常に辛いですよね。

そんな困った貧血・低血圧症状ですが、場合によってはポカリスエットを飲むことで緩和できることがあります。

ただ、これはどんな症状にも効果があるわけではないので、きちんと使いどころを押さえておく必要があります。

どういった場合にポカリスエットが有効となるのか、ぜひこの機会に知っておきましょう。

ポカリスエットと貧血・低血圧

ポカリが症状緩和に有効となるケース

めまいや立ちくらみなどは、貧血や低血圧以外にも様々な原因で発生します。

それらの症状の中でポカリスエットで緩和できる可能性があるのは、水分不足もしくは低血圧に起因して起こる症状です。

水分不足に起因するものは主に脱水症状熱中症があり、ポカリスエットで体から失われた水分を補うことで、症状を緩和させることができます。

低血圧が原因で起こる症状に対しては、ポカリで水分や塩分を補給すると、血管内を流れる水分量が増えて、副次的な効果として血圧が上昇します。

この血圧上昇により、うまく循環していなかった血流が改善されれば、症状が軽くなる場合があるのです。

逆に、ポカリスエットを飲んでもあまり意味がないのが貧血です。

貧血は鉄分の不足により血中のヘモグロビンが減少し、酸素が体の隅々までうまく行き渡らず、身体全体が酸欠状態に陥いることで起こります。

これを改善するには鉄分を補給する必要がありますが、ポカリスエットには残念ながら鉄分が含まれていないのです。

ただし、ポカリは貧血に効果がないとはいえ、飲む意味がまったくないわけではありません。

実は、貧血と低血圧は原因が全く違うにも関わらず、症状がほとんど同じであり、見分けるのがとても難しいという問題があります。

特に、突発的に襲ってきた症状が、貧血か低血圧かを即座に判断できる可能性は低いため、低血圧である可能性も考慮して、念のためにポカリを飲んでおいても損はないわけです。

また、脱水症状や熱中症の初期症状でもめまいや立ちくらみは起こるので、貧血だと思っていたら実は熱中症になりかけていた、というケースも考えられます。

確実に貧血だと確信できるケースを除き、ポカリを飲むことで症状緩和の可能性があるということを、頭の片隅に入れておくのが良いでしょう。

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なぜポカリが低血圧に有効なのか

低血圧の方に用いられる治療法の一つに点滴があります。

点滴は、水分や塩分を含んだ溶液を血管内に注射することで、血液の量を増やして血圧を上昇させます。

この方法は、血中への水分補給みたいなものであり、血管からではなく口から水分を補給した場合でも同様の効果が見込めます。

つまり、低血圧の際は水分と塩分を補給すればいいわけですが、ポカリスエットを使えばそれを簡単かつ効率的に行うことができるわけです。

ポカリスエットの商品コンセプトは「飲む点滴」であり、人間の体液に近い成分で作られているため、水よりも早く体に吸収されやすいという特徴があります。

さらに、水分や電解質に加えて塩分(ナトリウム)も配合されており、血圧上昇に必要な栄養素を1本でまとめて補給することができます。

水を飲むよりも手早く血圧を上げられるうえ、コンビニや自動販売機で手軽に調達できるというのも大きな利点といえます。

ちなみに、熱中症対策に使われる『経口補水液OS-1』も、ポカリスエットと同じような使い方ができます。

OS-1は、ポカリスエットよりも入手性の面で劣りますが、ポカリよりも水分と塩分配合量が多いという利点があります。

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ポカリを飲む際の注意点について

ポカリを飲む際の注意点について

常飲・常用には注意が必要

ポカリスエットは低血圧の方にはありがたい飲み物ですが、普段から常飲するのはあまりおすすめできません。

ポカリは、運動した後や夏の暑い日に飲むことを想定しており、体外に流れ出た水分や電解質・塩分を補うために、これらの成分が少々多めに含まれています。

特に塩分や糖分の含有量は他のドリンクに比べて多いため、飲みすぎると塩分過多糖分過多に陥るリスクがあります。

低血圧に悩むのは女性の方が多いので、飲みすぎによる肥満や糖尿病には十分注意したほうがいいでしょう。

日常での水分補給はなるべく水を飲むようにして、ポカリは運動の後や風呂上り、猛暑の日など、汗が多く出るタイミングで飲むのが望ましいです。

それでも日常生活の中で飲みたい人は、水などで薄めて飲むか、イオンウォーターを飲むようにしましょう。

イオンウォーターは、ポカリスエットよりも糖分・塩分が控えになっているので、過剰摂取のリスクが若干低くなります。
(それでも飲みすぎには注意が必要)

なお、経口補水液OS-1については、ナトリウムとカリウムの濃度がポカリスエットよりもさらに高く、ポカリ以上に常用には不向きとなっています。

低血圧の改善や対策も怠らないこと

点滴・ポカリスエット・OS-1は、あくまでも一時的な血圧上昇手段に過ぎません。

慢性的な低血圧を改善したい場合は、生活習慣を正して自律神経を整えたり、食生活を変えていくなどの長期的な対策が重要となります。

普段の血圧を少しでも底上げすることができれば、突発的な事態に悩まされる機会も減っていくので、少しづつでも体質改善に取り組んでいくことが大切です。

どんな対策が効果的なのかは個人差があるので、医療機関にて検査を受けて自分の体質を把握し、医師の指導のもとで改善に取り組んでいきましょう。


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まとめ

めまいや立ちくらみといった症状は、貧血か低血圧かの判断がつきにくく、とりあえずポカリを試してみても損はないかと思います。

水分不足や熱中症なども含め、ポカリスエットが有効となる場面は多いので、もしもの時用に1本持ち歩いていると心強いでしょう。

ただし、常用するとなると糖分や塩分の取りすぎが怖いので、くれぐれも飲みすぎないように注意してください。

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