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ポカリスエットは毎日飲んでも良いのか?常飲した場合のリスクとは

2024年10月30日ポカリスエット

ポカリスエット 毎日

最近では熱中症の増加などに伴い、水分補給の大切さが広く認知されるようになりました。

夏の時期などにはポカリスエットが手放せず、毎日飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。

ただ、水を飲むような感覚で毎日ポカリを飲むというのは、少なからずリスクが存在します。

ポカリを毎日飲むことの問題点について、この機会に詳しく知っておきましょう。

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ポカリスエットを毎日飲むリスク

ポカリは毎日飲んでも平気?

ポカリスエットを毎日飲むというのは、健康面でのリスクが高く、できればやめておいたほうがいいでしょう。

1日に少量飲む程度ならばまだいいですが、水の代わりのような感覚で飲むのはおすすめできません。

ポカリスエットは、発汗した際に失われる水分や電解質をスムーズに補給できるように作られた飲料です。

つまり、ポカリに含まれている成分は、人間が大量に汗をかいた後の状態を想定して配合量が決められているわけです。

そのため、あまり汗をかいていない状態や、水の代わりに毎日飲むといった使い方は、成分の過剰摂取になってしまう恐れがあるのです。

糖分過多になるリスク

ポカリスエットには、500mlあたり33.5gの糖分が含まれています。

これは、コーラやジュース類には及ばないものの、砂糖の量としては十分に多い数値です。

なお、ポカリに入っている砂糖には、味付け以外にも成分の吸収を早めるという役割があります。

ただの水よりも、糖分を含んだ液体の方が腸から水分を吸い上げる際に、スムーズに吸収されるようになるからです。

しかし、これはあくまでも発汗時に最適になるように調整されているため、汗をかいた時以外に飲むには糖分が多いのです。

そのため、毎日水の代わりに飲んでいたりすると、砂糖の摂り過ぎによる肥満のリスクが高くなってしまいます。

また、日常的に飲んでいるとペットボトル症候群になる危険性もあります。

【ペットボトル症候群とは】
清涼飲料水を大量に飲むと、高血糖になり喉が渇くようになる。
そのせいで、さらに清涼飲料水をがぶ飲みするという悪循環に陥り、急性の糖尿病になることがある。

あまり汗をかかないのであれば、普段の水分補給は水で十分にまかなうことができます。
(お茶は利尿作用があるので非推奨)

ポカリスエットはあくまでも大量に汗をかいた時用の飲み物であり、水の代わりとしては使えないということを覚えておきましょう。


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塩分過多になるリスク

熱中症になるのを防ぐには、水分だけでなく塩分も必要となります。

ポカリスエットにはナトリウムが含まれており、水分と塩分を同時に取ることができるので、熱中症対策として有効な飲料です。

しかし、汗をかいていない時は体内から塩分が失われていないため、飲みすぎれば塩分の過剰摂取になってしまいます。

塩分の摂り過ぎは高血圧になるリスクを高め、ひいては血管の病気などを引き起こす原因にもなりかねません。

現代では、普段の食事でも塩分の高さが問題視されているので、ポカリにも塩分が入っていることを忘れないようにしてください。

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ポカリスエットの効果を活かそう

ポカリスエットの効果を活かそう

運動で汗をかいた後に飲む

スポーツや運動で汗を大量にかくと、汗と一緒に様々な成分が体から出て行ってしまいます。

ポカリスエットは発汗後の体に必要な成分を幅広くカバーしてくれるため、運動後に飲むのに適した飲料といえます。

本来の使い方として理にかなった方法なので、運動をして汗を流す場合にはポカリスエットをうまく活用しましょう。

真夏の時期・熱中症予防で飲む

最近は夏の気温が上昇し、熱中症の危険も徐々に高くなってきています。

熱中症を防ぐためには水分と塩分の補給が欠かせませんが、ポカリスエットはこれ1つで両方を同時に補給することができます。

とくに炎天下で仕事をしている方の場合、汗をかく量が尋常ではないため、ポカリが非常に強い味方になってくれるはずです。

ただ、1つ注意して欲しいこととして、ポカリスエットと塩飴は絶対に併用しないようにしてください。

ポカリスエットにはすでに十分な塩分(ナトリウム)が含まれているので、これと一緒に塩飴を舐めていると、かなりの塩分過多になってしまいます。

実際にこの2つを併用して、高血圧で病院に運ばれたという例もあるので、くれぐれも同時に摂らないように注意してください。

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体調不良・発熱時に飲む

風邪を引いて熱を出した際には、ただ寝ているだけでも大量の汗をかきます。

適切に水分を補給しないと脱水症状を起こすことがありますが、そういった場面でもポカリスエットが役に立ちます。

また、胃腸風邪などで嘔吐が続いたり、下痢が止まらない場合などにも、ポカリを使えば体から出て行った水分を補うことができます。

吐き気がある時は、食品を口に入れるのが難しくなりますが、ポカリスエットであれば水分補給と同時に、エネルギー源である糖分やミネラルなども一緒に摂ることができます。

食べ物を受け付けない状態でも、ポカリだけは飲めることが多いので、枕元に1本置いておくと安心でしょう。

なお、冬場は体が冷えやすいため、ポカリスエットをホットにして飲むと体も温まって一石二鳥です。


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まとめ

ポカリスエットは発汗時を前提に作られているので、普段から常飲するのはおすすめできません。

水の代わりのような感覚で飲んでしまうと、糖分や塩分の摂り過ぎになる恐れがあるので、くれぐれも注意してください。

ポカリスエットを飲むのであれば、真夏の時期や運動した後など、大量に汗をかいた後のタイミングだけにしておきましょう。

また、発熱時や胃腸風邪の際にとても役に立つので、いざという時のためにストックしておくと便利です。

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