オロナミンCは太る?痩せる?ダイエット中に飲む場合の注意点と活用法
爽やかな甘みとすっきりした炭酸で、たまに無性に飲みたくなるオロナミンC。
量が手ごろで飲みやすいこともあって、おやつなどのお供としてついつい手が伸びてしまいがちですよね。
しかし、炭酸飲料かつ甘い味付けということもあって、肥満の原因にならないか、ダイエット中に飲んでも良いのかなど、心配に思う方もいるでしょう。
オロナミンCは太るような飲料なのか、ダイエット中に飲んでも良いのかについて分析してみました。
オロナミンCは太る?痩せる?
カロリー&糖質から見える性質
まずは、オロナミンCに含まれているカロリーと糖質(糖類)について見ていきましょう。
オロナミンCのカロリーは1本(120ml)につき79kcalであり、これはそれほど高い数値ではありません。
間食で飲むにしても、食事のメニューを少し削れば十分フォロー可能なカロリーですので、そこまで神経質になる必要はないでしょう。
ただ、よく勘違いされがちですが、実はオロナミンC自体のカロリーは決して低いわけではなく、あくまでも120mlという容量だから低カロリーに見えているだけに過ぎません。
オロナミンCのカロリーは、100mlあたりに直すと65kcalですが、これはコーラ(45kcal)よりも高い数値であり、炭酸飲料全体で見てもトップクラスの数値です。
たくさん飲めば他の飲料を超えるカロリーになってしまうので、1日に1本以上は飲まないように気をつけましょう。
次に糖質ですが、オロナミンCに含まれている糖質は1本(120ml)あたり19gです。
この数値はそこそこ高めであり、1本でロールパン1個分ぐらいの糖質を含んでいる計算になります。
これによって糖質制限ダイエットとは相性が悪く、オロナミンCを間食として飲むのであれば、それだけ食事メニューから糖質を減らす必要がでてきます。
厳しい糖質制限を課している方ほど摂取量に余裕がないはずなので、自身の糖質制限プランと相談して飲むべきかどうかを判断しましょう。
逆に、糖質制限などをしていない場合には、カロリーの場合と同様に、1日1本までならば十分許容範囲ということになります。
ただし、菓子パンなどと一緒に飲んだりすれば、パンを2個食べたのと同じ糖質量になってしまうため、炭水化物との食べ合わせには十分注意したほうが良いでしょう。
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ダイエット中に活用する方法
ビタミンの補給を目的に飲む
カロリーや糖質のことを考えると飲み方には注意が必要ですが、使い方を間違えなければ、オロナミンCを飲むことで得られるメリットもあります。
オロナミンCは、ビタミン類の配合量が特に優秀であり、1本で1日に必要な量を効率よく摂取できるという利点があります。
配合量 | 1日の必要量目安 | |
ナイアシン | 12mg | 12~15mg |
ビタミンB2 | 2.4mg | 1.1mg |
ビタミンB6 | 4.9mg | 1.2mg |
ビタミンC | 220mg | 100~400mg |
ダイエット中は何かと食事内容が偏りますが、足りない栄養素をオロナミンCで補給すれば、ただの間食にもきちんと意味を持たせることができます。
数日に1本飲む程度であれば、カロリーや糖質についても影響は少ないので、うまくスケジュールを立てて活用していきましょう。
ストレス解消とモチベーション維持
これは上の項目とも関連しますが、ダイエット中にオロナミンCを飲むことは、ストレスを解消する手段としても使えます。
ダイエット中は食べたいものを我慢する日々が続くため、お菓子や炭酸などが恋しくなって、なにかとストレスを抱えがちです。
カロリーや糖質を計算し、影響が出ない範囲で飲むタイミングを決めておけば、定期的に襲ってくる食べたい欲求を抑制することができるわけです。
炭酸のおかげでお腹は膨れますし、スカッとした清涼感が気持ちをすっきりさせてくれるので、リバウンドや暴飲暴食を防ぐことに繋がります。
適度なストレス発散は、長期間のモチベーション維持に有効なので、ぜひ役立ててみてください。
なお、オロナミンCにはローヤルゼリーとプロポリスを追加した姉妹品、オロナミンC ロイヤルポリスという商品が存在します。
こちらは少し値段が張るものの、カロリーが79→61kcal、糖質が19→15gと、通常のオロナミンCよりもヘルシーな成分構成になっています。
飲みたいけれどカロリーや糖質が気になるという方は、こちらの商品も一度検討してみると良いでしょう。
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まとめ
炭酸飲料はダイエット中の方には大敵ですが、ちゃんと成分を把握しておけば、なるべく影響を抑えながら飲むことができます。
オロナミンCは、糖質制限中の方は少し注意が必要なものの、基本的に1日1本の用量さえしっかり守れば、ダイエット中でも十分飲むことができる飲料です。
栄養補給やストレス解消などのメリットもあるので、それらをうまく活かしていきましょう。
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