オロナミンCのキャップのゴミ分別&折れた場合の蓋の開け方について
オロナミンCといえば、リングを引っ張って開ける独特のキャップがトレードマークです。
このキャップですが、家庭でゴミに出す際にはどこに分別していいのかいまいち分かりにくく、困る方もいることでしょう。
また、飲む前にキャップの取っ手部分が折れてしまい、蓋が開けられなくなってしまうという思わぬ事故が起こることもあります。
そうしたオロナミンCのキャップに関するトラブルについて、対処法を紹介したいと思います。
オロナミンCのキャップ・蓋のトラブル
キャップのゴミ分別方法
オロナミンCのフタはマキシキャップと呼ばれるタイプで、このタイプのドリンクでは珍しいタイプが採用されています。
リポビタンDなどのひねるタイプのフタはスクリューキャップと呼ばれ、あちらは金属のみなので分別も簡単で迷うことはありません。
しかし、オロナミンCのキャップは金属部分・白いパッキン・プラスチックの取っ手の3つのパーツで構成されており、ゴミとしての分類が直感でわかりにくくなっています。
このキャップの分別方法については、メーカーである大塚製薬のホームページに以下のように記載されています。
オロナミンCのキャップは金属とプラスチックが固く接合した「混合物」です。手をけがする可能性がありますので、キャップを分解することは避けてください。混合物の排出は自治体によって異なります。詳しい方法はお住まいの自治体にご確認ください。
キャップは、金属とプラスチックが混ざった「混合物」に分類されるとのこと。
人によっては白いパッキンを取り外す方もいるようですが、基本的にはキャップは分解することなくそのままゴミに出すことが推奨されています。
ゴミの分別についてですが、これはメーカーも記載している通り、自治体によって違ってくるために一概にはいえません。
基本的には、金属がついている以上「燃えないゴミ」やそれに類する分類に入れるのが一般的なやり方です。
ただ、自治体によっては「燃やすゴミ」でリサイクル処理している場合もあり、必ずしも不燃物とは限らないので注意が必要となります。
また、金属専用の分類が存在する地域もあり、キャップがそれに該当するかどうかがこれまた地域によって違うため、安易な決め付けは行わないほうがいいでしょう。
分類方法については、自治体のホームページに行けば大抵きちんと記載されているので、お住まいの地域のゴミ分別のページをよく確認しておきましょう。
それでも判断に迷う場合には、相談窓口などが用意されているはずなので、そこに直接問い合わせるのが最も確実な方法です。
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キャップの取っ手がとれた場合の対処法
オロナミンCのふたの取っ手(リング)部分は、誤った開け方をしたり、何度も上下に動かしたりすると折れてしまうことがあります。
リング部分が取れたキャップを素手で開けるのはかなり難易度が高く、何かしらの道具がないとまず歯が立ちません。
もし外出先などで折れた場合はどうしようもないので、飲むのを諦めて大人しく持って帰りましょう。
折れたキャップを開けるのに有効な道具は、ラジオペンチもしくは栓抜きです。
まずラジオペンチですが、折れた取っ手の切れ端部分の金属を掴み、上にめくり上げる感じで引っ張ります。
普通のペンチでもできないことはないですが、先が細いラジオペンチのほうが楽に掴むことができるでしょう。
この作業は、栓抜きを使っても行うことができます。
取っ手が折れた金属部分に引っ掛けるようにして、てこの原理でめくり上げます。
なお、オロナミンCのキャップは一般的なビン飲料のフタ(いわゆる王冠キャップ)と違って引っ掛けられる構造になっていません。
栓抜きを使ってダイレクトにキャップを開けることはできないので、注意してください。
(実際に試してみましたが無理でした)
ペンチもしくは栓抜きを使って上記のような状態にできたら、上にめくれた金属部分を掴んでキャップを引き抜きます。
キャップは、ペンチで掴んでもいいですし、可能なら手で掴んで引っ張ってもかまいません。
引っ張る際は、尖った金属部分で怪我をしないよう、十分に注意して作業を行ってください。
なお、開けるにはそれなりに力がいるので、開いたはずみで中身がこぼれてしまわないよう、引っ張る時はビンをしっかりと押さえておきましょう。
ちなみに、オロナミンCのキャップはそれほど硬くないので、千枚通しや錐などで蓋の部分に穴を開ければ、そこから中身を取り出すことができます。
ただ、この方法を試してみたところ、キャップに穴を開けた際に出た金属の削りかすが、飲料の中に混入するというトラブルが起きました。
穴を空ける方法はよほど上手くやらないと危険なので、避けることをおすすめします。
キャップの正しい開け方
メーカー(大塚製薬)のホームページには、オロナミンCのキャップの開け方の解説動画が存在します。
「そんなの誰でも知ってるよ!」という基本的な内容なのですが、そういう「知ってて当たり前」といった考えがキャップ折れという悲劇を生むので、基本を抑えておくのは重要です。
キャップの取っ手が折れると本当に苦労するので、くれぐれもそういった事故を起こさないよう、開ける際はよく注意して行いましょう。
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まとめ
オロナミンCのキャップは引っ張って開ける以外のことは想定されていないようで、工具などを使っても結構な苦戦を強いられます。
外で飲む際に折ってしまったらどうしようもなくなるので、変な方向に引っ張ったり、取っ手部分を何回も上下させるのはやめておきましょう。
そして、ゴミに出す際は各自治体のゴミの分別方法をしっかりと確認し、間違った方法でゴミに出さないよう心がけてください。
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