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ポカリスエットは授乳中に飲んでもOK?母乳への影響&飲み方の注意点

ポカリスエット

ポカリスエット 授乳中 母乳

すっきりした味わいで、スポーツドリンクの代名詞ともいえるポカリスエット

水分補給や風邪の時に役に立つので、体調が悪くなると飲みたくなる方もいるでしょう。

しかし、授乳をしているママさんの場合、ポカリを飲んで母乳に影響が出ないか不安に思うかもしれません。

授乳中にポカリを飲むとどんな影響がでるのか、ぜひこの機会に知っておきましょう。

授乳中のポカリスエットについて

授乳中にポカリを飲むことの是非については、公式サイトのQ&Aに以下のように書かれています。

Q.妊娠、授乳中にポカリスエットを飲用してもいいですか?

A.妊娠中や授乳中にご利用いただいて不都合な成分は使用していません。安心してご利用ください。

出典:ポカリスエット公式サイト

赤ちゃんに悪影響を与える成分などは入っていないので、飲むこと自体はまったく問題ないということですね。

ただし、飲み方によってはデメリットも存在するので、欠点についてはきちんと把握しておく必要があります。

ポカリスエットの特性を理解して、育児生活にうまく活かしていきましょう。

授乳中にポカリを飲むメリット

授乳中にポカリスエットを飲むことには、2つのメリットが存在します。

1つ目は、母乳に欠かせない水分をスムーズに吸収できることです。

母乳はその大半が水でできているため、適切な水分補給がなされていないと、うまく出なくなってしまうことがあります。

ポカリは、素早く水分を吸収できるように浸透圧や成分量が調節されているので、非常に効率良く水分を補給できる飲料です。

水分補給をサボってしまった時や、少しでも早く水分を吸収したい時などに飲むのが良いでしょう。

2つ目は、母乳の量が増える可能性があることです。

これは科学的な根拠がある話ではないのですが、「ポカリを飲んだ後、胸が張って母乳の量が増えた」という体験談がいくつか存在します。

理由ははっきりしませんが、水分吸収という点でいえばポカリは優秀な飲料ですので、水分が早く吸収されるぶん、母乳に変換されるのが早いのかもしれません。

これは体質にもよるので、一概に効果があるとはいえませんが、母乳の量が少ない場合には一度ポカリを試してみると良いかもしれません。

ポカリスエットは毎日飲んでも良いのか?常飲した場合のリスクとは


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ポカリを飲む際の注意点

ポカリを飲む際の注意点

ポカリスエットで水分補給ができるとはいっても、水を飲むような感覚でたくさん飲むのはNGです。

水分を効率よく体に吸収するには一定以上の糖分が必要であり、ポカリには清涼飲料水に匹敵する糖分が含まれています。

短時間にたくさん飲んだり、毎日水の代わりに飲んだりすると、血糖値の上昇による肥満や虫歯の原因になってしまうことがあります。

また、甘いものを食べると母乳の味が甘くなることがあるので、あまり継続して飲むのはおすすめしません。

そして、ポカリは熱中症対策に用いられることからも分かるとおり、塩分(ナトリウム)が含まれています。

継続的に飲用した場合、塩分の摂り過ぎによって高血圧などを引き起こす恐れがあります。

ポカリスエットはもともと、発汗によって失われる成分の補給を目的に作られており、発汗後の体を想定して成分量が決められています。

水と同じ感覚で飲むには成分量が多いので、使い方を間違えてしまうと母子の健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。

普段の水分補給はなるべく水を飲むようにして、喉が渇いた時や母乳の出が悪い時、たくさん汗をかいた後など、水分不足を感じた時にポカリを飲むのが良いでしょう。

なお、同じスポーツドリンクであるアクエリアスの一部には、赤ちゃんにはNGであるはちみつが含まれているものがあります。

母親が飲むぶんには問題ありませんが、赤ちゃんにはリスクがあることを覚えておきましょう。

アクエリアスのはちみつは赤ちゃんに影響する?ボツリヌス菌に注意


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飲み方を工夫して負担を軽減

ポカリスエットを飲む際は、飲み方を工夫することで体への負担を減らすことができます。

常温もしくは温めて飲む

母乳は血液から作られているので、体が冷えて血流が悪くなると、母乳の生成に悪影響が出てしまいます。

夏などは冷たいポカリが美味しいですが、体が冷えて母乳が出にくくなってしまっては元も子もありません。

ポカリはなるべく温めてから飲むようにして、夏などの暑い時期は常温付近まで温度を戻してから飲むことを心がけましょう。

ただ、夏などは常温だと飲み物が腐りやすくなるので、口をつけずにコップに注いでから飲むなどの工夫が必要です。

水で薄めてから飲む

糖分や塩分の量が気になったり、甘い味が苦手な場合には、ポカリを水で薄めてから飲むのがおすすめです。

水で希釈すれば、そのぶん糖分や塩分濃度が低くなるので、摂り過ぎてしまう可能性が低くなります。

注意点として、ポカリはそのままの状態がもっとも吸収効率が高く、薄めるとそのバランスが崩れて吸収スピードが落ちるという欠点があります。

「吸収が早い」という利点が失われてしまうので、薄めて飲むのは急ぐ必要のない時だけにしておきましょう。

なお、同じ大塚製薬から出ているイオンウォーターであれば、糖分や塩分がマイルドに調整されているので、薄める代わりにこちらを飲むのもオススメです。

ただし、イオンウォーターはポカリとは異なり、人工甘味料「スクラロース」が使われているので、たくさん飲むとお腹がゆるくなるという欠点があります。


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まとめ

ポカリスエットは母乳に影響しないので、特に問題なく飲むことができます。

ポカリにはスムーズに水分を吸収できるという利点があるので、とっさの時の水分補給に用いるのが良いでしょう。

ただ、水の代わりとして飲むのは避けた方がよく、糖分や塩分の摂りすぎにならないよう、使いどころをきちんと見極めることが大切です。

温めたり薄めたりすることで体への負担を減らせるので、ぜひご自分の体質に合った飲み方を探してみてください。

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